Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

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今、ピアノでバーナムの独学特訓中-大人としての学習の気づき、日頃からの想い

2024年02月22日 17時34分25秒 | 音楽楽器・演奏・歌・楽典楽譜・ハーモニカ・ギター・電子ピアノキーボード

 今は、初心者の私だが、バーナムという、主に幼児向けとも思われるピアノ教則本でDVDとも首っ引きで独学特訓している最中である。
 この映像で出てくる、女子の生徒さん、小学校の低中学年位の生徒さんなのか、実によく出来ていて、先生の言う事をいつもちゃんと守り、よくここまで躾られているな、と感心する。
 動画は、何というか、昭和か平成の初めっぽい。その出ている先生から、生徒さんやらの、服装ファッションから、そんな、昔懐かしい感じも受ける。バーナムの第一巻に当たる、「ミニブックDVD」に、この当時で既に、高齢になられた翻訳者が出てくるところを見ると、これは今習っているのがDVDだが、本当は、DVDなど、世の中に出て来る前の代物じゃないのか、とつい、勘繰る。
 とにかく、昭和っぽいのは確かだ。
 けれども、先生も、女性の先生単独の時が多いが、時々出て来る、子供の生徒さんの、その素直さに非常に感心する。
 私がこの時点で、私自身がこの時代の子供としてこのビデオに出演を当時にしていたならば、先生を、子供の存在でありながら、質問攻めにしたり、何かやらかすんじゃないか、との念慮がして、とてもじゃないが、当時も今も、何か一家言を持ち、一言居士の私は、あーだこーだと、いちゃもんを必ず付けてしまいかねない、その頃から、そんな子供だったように思う。
 だから、もし、私が当時から、ピアノを習っていて、こういう企画があったとしても、絶対にこんな作品にはおくびにも出演依頼など来なかった事だけは確かで、自信(?)を持って言える。
 とにかく素直じゃない。当時から私はひねくれていた。そのくせ、変な所が純粋で素直な面も、人情家の面もないではない。要するにあまのじゃくなのだ。
 私を好いてくれるような人は、余程の変わり者か、もしかしたら、私と意見を同じうする、同志とも言える、心で一心につながっている人、今でいえば、同じ信仰を共にする、日蓮正宗の同じ信徒か、それ以外には全然考えられない。
 とにかく、話しが脱線気味だが、バーナムと言うピアノメソッド、練習法は、実に理にかなっていて、これを、DVDで習うと、本当にかなりの勉強になる。
 しかし、かなり、幼児向けのような、棒人形やら、子供向けに作られていながら、大人の私でもへいこらへいこら、非常な大変さ、苦しくも、出来た時の喜びは大きい。しかし、私のは、自分の持ち味は、形から入るのが好きなくせに、最後になると、形にすらなっていない点が非常に不満だ。これはひとえに練習不足がたたっているので、自分の努力不足を恨むしかない。
 とにもかくにも、これらシリーズを、最初でやってみて、何となく、出来そうな予感にも包まれて来ている。
 ここで出て来ている先生も、これら楽譜のいたる所のパッセージでも、今までの音楽史の、バロックから、古典派、ロマン派、中世から近代、現代の音楽の粋の一部分を切り取って、集めて見せた集大成が、この「バーナム」シリーズだと、DVDでは仰っている。とにかく、練習あるのみだ。
 閑話休題。それはさておき。
 ここで、このシリーズの、各音楽小節に出て来る「棒人形」。それに関連して、私は以前、子供の異常性を訴えたテレビ番組を見た事がある。
 それは、現代の子供の、絵画の表現形式に異常性を認めた、としたテレビ番組の主張なのだが、人間を表現した絵の中に、この本に代表されたような、略式の、「棒人間」で書いた子供がいたという番組の内容そのものだ。
 そこの中では、皆非常に驚いた風を大人の出演者たちがわざとらしく一様に見せていたのが印象に残っている。その絵を描いた子供は、まるで異常だと。
 しかし、私は、今、この、バーナムにとりかかっていて、そんな事、不思議でも大した驚きでも何でもない。きっとその子は、この、将来の大ピアニストを目指した、そこの音楽教室で「バーナム」を習い、その魅力に取りつかれてしまい、つい、その簡素で素朴な絵の魅力に、自身の絵力を表現したまでだ、との私のこれは一推察である。
 何の事はない。大人たちが、人間を描いた絵が、棒人間だったのは、異常だ、と騒いだ所が、或る出版物、出版社の特異な、特徴的な絵柄、モチーフ、にインスパイアされて、真似て表現されたものであっただけなのだと。それが、このピアノ教則本をルーツに端を発したものだったとは、このテレビ番組制作者・アナウンサー・芸能人・出演者達だけが知らない事なのだ。
 むしろ、この事実を知れば、異常者側は、この決めつけの鬼のような、この大人達だ。自分らにブーメランが返ってゆく。正に大仏法仏教の「還著於本人」(げんじゃくおほんにん)である。 
 勝手に異常者に祭り上げて居れば良い。やるならやれ。寧ろ無知なのは、そちら、ピアノなど無縁で学習未経験の、それら彼ら大人の芸能人出演者達のみなのであろうから。
 その番組の名前は、確か、6チャンネルの「噂の東京マガジン」とか言ったであろうか?不確かな記憶であり、記憶違いならば非常に申し訳ないが。

 とにかく、又もや脱線してしまった。私がここで言いたかった事は、今もこうして、大人としても、子供の為に編まれた本、著作群、映像を以てして、自身、頑張って習い、勉強をしている、という事、点を強調したかった。言いたかったのは、只それだけである。
以上。よしなに。wainai 


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