漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

宮部みゆき 「三鬼 (三島屋変調百物語四之続)」

2017年05月16日 | 読書
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●シリーズ第1作「おそろし」、第2作「あんじゅう」、第3作「泣き童子」に続く、第4作目・・・
●日本経済新聞朝刊で連載されたいた「迷いの旅籠」が、第4作として「三鬼」に改題されて昨年12月に刊行されたもの。
●ちなみに、第5作となる予定の「あやかし草紙」が地方新聞などで連載されているらしい。

●本作は、「迷いの旅籠」「食客ひだる神」「三鬼」「おくらさま」の4篇。
●どれも秀逸な作品だったけど、個人的には「食客ひだる神」が一番面白かった・・・「あんじゅう」ほどではないが、おもしろおかしく、それでいて、少ししんみりしてしまう・・・“あやかし”ものなのに、なぜか、こういう妖怪みたいなものにも感情移入させられる・・・作者の筆力扛鼎の手腕、あいかわらず冴えわたっているなあ・・・これは読んで良かった👋

👋👋👋 🐔 👋👋👋

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諸田玲子 「今ひとたびの、和泉式部」

2017年05月12日 | 読書
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●う~ん、とても興味のある本だったのだが、途中で挫折・・・私にしては珍しい・・・心身とも健全でなかったせいかもしれないが・・・退院後に読んでいたけど、途中で断念して返却した・・・
●和泉式部の周辺人物が感情移入しにくい、あまり有名でない人物たちだったのも一因かも・・・
●でも、直接的でない、藤原道長や清少納言、紫式部なんぞも端役的に出てきたりして、面白そうだったんだけどな・・・
●これは、また、借り出して、ゆっくり読んでみたい一冊ではあった・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍 とりあえず、記録にとどめて、あとで思い出すように・・・👋👋👋


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宮部みゆき 「希望荘」

2017年05月12日 | 読書
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●「誰か」「名もなき毒」「ペテロの葬列」に続く杉村三郎シリーズの最新刊・・・といっても、8か月ぐらい待たされた・・・。
●長編じゃなく短編4作だった・・・「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」・・・
●その後の“杉村三郎”のことが書かれていて、それなりに面白かったけど、長編じゃないと、やはり厚みがないようか・・・
●でも、入院中にベッドで読んでいたので、ところどころ記憶が曖昧(苦笑)・・・とりあえず返して、またしばらくしたら借りてみようかな。尤も、前作の「ペテロの葬列」は面白かったという印象だけで、ほとんど内容を覚えていない・・・いつもの事だが、愕然とするな(苦笑)・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍

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高田 郁  「あきない世傳 金と銀 ② -早瀬篇-」

2017年03月28日 | 読書
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●高田郁さんの新シリーズ「あきない世傳」 “源流篇”に続く第2弾・“早瀬篇”・・・昨年の8月刊行だから7か月ぐらい待たされた・・・
●「みおつくし料理帖」は遅筆だったけど、今度は第3弾もすでにでている・・・図書館に予約済み・・・もうすぐ借り出し・・・

●舞台は大阪(天満辺)、テーマは商売での立身出世物語?・・・「料理帖」(舞台は江戸)と違って、舞台・テーマともにちょっと、という感じだが・・・どうなっていくか楽しみ・・・
●ホロホロと読者を泣かせるのがうまい著者なんだけど、今回の作品はまだそれほどでもないな・・・今のところ。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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冲方 丁 「天地明察」

2017年03月25日 | 読書
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●rikuちゃんや猫姐さんのブログで紹介・やりとりがあったので、興味が湧いて借りて読んだ・・・
●2010年の本屋さん大賞、吉川英治文学新人賞の本・・・知らなかった(ーー;)・・・こんな著名な歴史上の人物がいたことも記憶になし・・・忘れていたのか、まったく知らなかったのか・・・
●周辺人物に、山崎闇斎、山鹿素行、関孝和や保科正之なども出てきて、興味の尽きない本だった・・・これだけの内容の本なら、もっと大長編にもできたと思うし、そうして欲しかったと思うぐらい、もっと深く読みたいと思わせる著作だった。主人公の物語もそうだし、関係者・・・特に保科正之の業績など・・・の話ももっと深掘りした内容で書いてほしいと思わせるものだった・・・。

●最近の読書の中では出色のものだった・・・読んでよかった。

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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宇江佐真理 「ほらふき茂平」

2017年03月17日 | 読書
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●江戸の人情話6話を集めた短編集。
●ほんわか、ほんのりと、かつ、少しだけ心に染み入るお話・・・江戸の下町の人たちの“身の丈に合った人生”を描く・・・。
●「ほらふき茂平」「千寿庵つれづれ」「金棒引き」「せっかち丹治」「妻恋村から」「律儀な男」の6篇。

●長編も良いけど、こういう短編も、それなりに軽い気持ちで読ませてくれる・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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佐伯泰英 「お断り 鎌倉河岸捕物控 29の巻」

2017年03月17日 | 読書
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●鎌倉河岸シリーズも29巻目か・・・これもよく続いているなあ・・・この間のよりは良かった
●舞台が鎌倉河岸一帯と日本橋界隈が多いので(この辺は土地勘もあるので)登場人物ともども感情移入がしやすい・・・江戸時代にタイムスリップして、楽しんでる。
●「お断り」は、歴史用語で、「大名が札差から借りた借金を棒引きすること」。今回はこの“お断り”をベースに、辻斬りと万引き騒ぎを絡めて物語が展開する。まあ、この作品は良い出来のほうではないでしょうか・・・。

👍👍👍 🐔 👍👍👍


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東野圭吾 「危険なビーナス」

2017年03月14日 | 読書
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●半年待たされて図書館から借り出した。
●熱海1泊旅行の往きの車中で読了・・・

●相変わらずのストーリーテラーだけど、待たされて期待し過ぎた感あり。ほどほどの面白さだった。

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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佐伯泰英 「声なき蟬 空也10番勝負 青春編」(上・下)

2017年03月11日 | 読書
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●完結した「居眠り磐音 江戸双紙」の続編というわけでもないが、磐音の子どもの空也を主人公にした新たな物語・・・

●舞台は薩摩・・・地名や薩摩ことばが分かりづらいのが多かった・・・漢検の勉強で「飫(オ、ヨ)」の字を調べていた時の「オ」音(呉音)は地名で主として使われているというのを覚えていたので、「飫肥(オヒ)」という地名が出てきたときには、まあ、嬉しいというか確認できたという意味で満足だった。

●物語そのものはいつものとおりサラリーマンが通勤途上で暇潰しに読めるようなもの・・・作者もそれを狙っているので、別に文句はないが・・・暇つぶし、肩のこらない読み物って感じですね。

●一応、物語は完結しているが、続編が出てもおかしくないような結末にはしてある・・・跋を読んだら、読者(の反響)次第のようなことが書いてあった・・・まあ、続くんでしょう・・・ただ、作者も自身言ってるように高齢(74歳らしい)なので、書く気力・体力がどこまで続くかという心配があるらしい・・・

●「居眠り磐音」シリーズから読み続けているので、作中の人物たちに感情移入しちゃってるところ大なので、この際、最後の最後まで書き続けてほしいもんだ・・・(笑)

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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有川浩 「空の中」 「海の底」

2017年03月04日 | 読書
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●図書館から借り出し・・・「海の底」を先に借りていたけど、なんか「空の中」の続編らしかったので、「空の中」の貸し出しを待って、2冊、続けて読んだ・・・けど、続編でもなんでもなかった・・・どちらから読んでも良し。出版は「空の中」が
先だったというだけみたい・・・

●どちらも奇想天外なエンターテインメント小説・・・面白かった・・・

●「空の中」は土佐・高知が舞台・・・高知だけは足を踏み入れたことがない・・・何度も機会はあったのにな・・・。他の日本全国都道府県はすべて行ったことがあるのに・・・もう、行かないだろうな。古代、魏志倭人伝に出てくる侏儒国があったところ、古代の遺跡も沢山あるので、興味はかなりあるんだけどな・・・。

●有川浩さんのノベルはあまり“外れ”がないな、どの著作も楽しむことができる。

👍👍👍 🐔 👍👍👍





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岡田秀文 「信長の影」

2017年02月21日 | 読書
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●足利義政を主人公に描いた「魔将軍」の作者・・・図書館で当日の返却棚にあったので衝動的に借りた。

●信長の周辺人物(上杉謙信、織田信光、浅井長政、柴田勝家、足利義昭、蒲生氏郷、織田秀信、土田御前)を、信長とのかかわりの中で、その心情を描いた作品・・・これも小説なのかな? 短編で、それぞれの人物を主人公にした連作集。

●帯に「ライバルや家臣、血縁者の心情を描くことで、戦国の王者・信長の実像を炙りだす挑戦的戦国記」とあったけど、そうかい?って感じか。
でも、まあ、それなりに面白かった。「土田御前」・・・今まで“つちだごぜん”と読んでいたけど“どたごぜん”なのか・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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佐伯泰英 「流鶯」(吉原裏同心25)

2017年02月21日 | 読書
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●もう、惰性で読んでるシリーズ・・・とうとう、薄墨太夫が落籍。
●ストーリーは大したことなし、今は、吉原の風俗や日本堤や浅草辺の情景など、当時の江戸時代を想像しながら楽しんでいるだけ。

●いつまで続くんだろ・・・図書館からの借り出しだから良いけど。

👍👍👍 🐔 👍👍👍


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井沢元彦 「逆説の日本史」(中世~近世)

2017年02月10日 | 読書
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●全部、再読・・・
(再読)「太平記と南北朝の謎(逆説の日本史 中世王権編)」(井沢元彦)
(再読)「室町文化と一揆の謎(逆説の日本史 中世混沌糄)」(井沢元彦)
・「天皇になろうとした」足利義満、「魔将軍」と恐れられた足利義教・・・この二人のところを再度読みたかったから。
・足利義教の歴史的評価が不当に低いことがよくわかる。獲得した領土の大きさを英雄の尺度だとすると、足利義教の時は義満もできなかった九州も平定している・・室町幕府時代の最大領土。 *銀閣寺の足利義政と勘違いしないように・・・これは息子。比叡山の“焼き討ち”も信長の先鞭を付けている・・・などなど。
・ついでに、そのつづきもまた読んじゃった・・・
(再読)「鉄砲伝来と倭寇の謎(逆説の日本史 戦国野望糄)」(井沢元彦)
(再読)「天下布武と信長の謎(逆説の日本史 戦国覇王糄)」(井沢元彦)
(再読)「朝鮮出兵と秀吉の謎(逆説の日本史(戦国乱世糄)」(井沢元彦)

👍👍👍 🐔 👍👍👍

2/20 追記:(再読)「天下泰平と家康の謎」


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有川浩 「植物図鑑」「フリーター、家を買う」「県庁おもてなし課」

2017年02月10日 | 読書
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●光TVで「阪急電車 片道15分の奇跡」が配信されてきてて、それを見ちゃったら、無性に、有川浩さんの小説を、また読みたくなってしまった。阪急電車は、大阪単身赴任時に住んでいた時の最寄り駅が阪急線だったので、親近感もあり、観てて、思い出にも浸れて面白かったな。このビデオも良かった・・・

●3冊とも一気読み・・・漢検受検学習の合間に読むのには、軽くて楽しくて、最適だった・・・面白かった・・・
・「植物図鑑」:植物の勉強にもなる(笑) ヘクソカズラの話は面白かった
・「フリーター、家を買う」
・「県庁おもてなし課」
・ついでに再読したもの
(再読)「阪急電車」有川浩
(再読)「三匹のおっさん」
(再読)「三匹のおっさん ふたたび」 

👍👍👍 🐔 👍👍👍




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古田武彦 「鏡が映す真実の古代」

2017年02月10日 | 読書
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●いわゆる三角縁神獣鏡についての学術的研究書・・・
●相変わらず、今に至っても、「三角縁神獣鏡」が国産なのか、中国産なのか、わかっていないらしい・・・というか、学会の定説は卑弥呼が魏からもらったというた「中国製」という見解らしいが・・・
●古田さんはかなり前から「国産」説を唱えていて、これもまた、説得力のある書物でした。

●また、図書館から借りてきて何度も再読しないといけない。
👍👍👍 🐔 👍👍👍

●「鏡が映す真実の古代」 (古田武彦・歴史への探究6)
●(再読)「俾弥呼」(ミネルヴァ日本評伝選 古田 武彦)
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