
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その91 >
●真冬の特訓中・・・「syuusyuu模擬試験問題(27ー③用)」・・・現在、第9回までを公開中です。奮ってご参加ください。
*なお、限の良い第10回目は、これも限の良い、明日、臘日の午前6時に配信する予定です。お楽しみください(^^)
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●漢検漢字辞典第2版から・・・
<晢:セツ、セイ、あき(らか)、かしこ(い)> *「晢」=「晣」です。似たようなに字の「」「晰」と混同しないように👍
・音訓すべてあり。音による意味分けナシ。掲載熟語「晢晢」、「昭晢(ショウセツ)」。意味:あきらか、あかるい、また、かしこい。
・漢字源、大字源、大漢和、字通を読むかぎり、どうも、音による意味分けはあるような、ないような・・・。
「セイ」=星が明るく輝くさま(漢字源)、星の光るさま(字通)、白い、星の光るさま(大漢和)
「セツ」=あきらか、あかるい(漢字源)、明らか(=さとい)(大漢和)・・・
*大字源は意味分けしていない。
・「晢晢」・・・これは、みんな「セイセイ」となっている。文例:「明星、晢晢たり」「庭燎、晢晢たり」
・「昭晢」・・・漢検は決め打ちで「ショウセツ」としている。大漢和・漢字源・字通は「ショウセツ」で同じ。大字源は「ショウセイ・ショウセツ」両読み。
・漢検が「晢晢」に読みを振っていないところをみると、他の辞典では「セイセイ」でなく「セツセツ」としているものもあるのかも(ーー)
・一応、この2熟語は、それぞれ、「セイセイ」、「ショウセツ」と分けて覚えておいた方が良さそう・・・。
・他に、字通に、「明晢=明らか、「晢明に事を行う」」「目晢」なんて、熟語や説明がありました。かしこい(=あきらか)とかいう意味かもしれません。
<找:カ、ソウ、さおさ(す)、たず(ねる)>
・訓読みで、「找(さおさ)す」で出題されましたね・・・今度は「找ねる」で出るかも(^^)
・第2版には音訓すべてあり。かつ、音による意味分けもあり。でも、掲載熟語はナシ・・・。
「カ」=さおさす、舟をこぐ
「ソウ」=たずねる、たずねさがす →「找人(ソウジン)」=人をさがす、「找事(ソウジ)」=職を求める、口をさがす。「找字(ソウジ)」=字をさがす=字を引く・・・などなど。
・過去問だったか、問題集だったか・・・「找給(ソウキュウ)」なんて読みで出てましたが、この「ソウ」は「給与をさがす」ではなくて(^^;)、「不足する経費をおぎなう」という意味。「ソウ」音には上記の漢検の意味分けのほか、「不足をおぎなう」という意味もあります。
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