漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

古田武彦「古代の霧の中からー出雲王朝から九州王朝へー」

2014年11月29日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ

●古田武彦さんの著作物は15年ほど前から、ほとんど読んでいます。というか、同じ著作物を何度も熟読しています。特に、「古代は輝いていた」3部作は愛読書といっていいかも・・・もう、かれこれ、思い出したように、繰り返し読んでいて、10回以上は読んでいるのではないかしらん・・・。
●今回、タイトルの本がミネルヴァ書房から出版されたということで、さっそく、図書館から借りて読みました。
●内容的には今までの内容を踏襲しているものが多かったので、それほど、目新しさはありませんでしたが、それなりに楽しめました。
●その中で、漢字の関係で、著作内容や読書感想とは別に、面白い発見というか、気づかされたことがありました。
●「矛盾」と「干戈(カンカ)」について・・・
 古代の遺跡や墳墓から矛(ほこ)や戈(ほこ)が出てくるのは周知ですが、この本の中で、考古学的・年代的には、「戈」の方が古くて「矛」の方が新しいこと、文献上も、
 ・詩経等、古いものでは「戈」で・・・「干戈倒載」(周が殷をほろぼした後、凱旋するときの四字熟語)なんて言葉もありましたね・・・
 ・韓非子で有名な「矛盾」に代表されるように、春秋戦国時代になると「矛」になってくる・・・
なんて説明がしてあった、漢字を学習している者からしたら「なあるほどなあ」と、また、ちょっと深く理解できることとなりました。
「矛盾」も「干戈」も「ほことたて」で同じ意味ですが、その時代で使った漢字が異なったんですねえ・・・。(青銅器と鉄器の違いというのもあるんでしょうが・・・)
・・・「オマエ、その話は矛盾していないかあ?」って「オマエ、その話は干戈していないかあ?」なんて、置き換えられるのかも(^^;)

●ま、ちょっと脱線しましたが、古田先生のご長寿をお祈りしたいです・・・もう、80歳台後半のお年と思われますが、まだ、頑張ってほしいなと思っています👋👋👋




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有袋類のレオン1129

2014年11月29日 | ペット猫(レオン)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ



👋👋👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする