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●最近は鳥見、句作、俳句関連の本や学習の合間に読書って感じなので、あまり読書は捗らない・・・
●本書は、ご存じ、杉村三郎シリーズの5作目(最新作)のようだ・・・初出はオール読物掲載の「絶対零度」「華燭」「昨日がなければ明日もない」の中・短編の3作を収録。
●どれも“どうしようもない”女たちが主人公の物語ではあったけど、そうしてしまった周囲の男たちの存在や家族・親族のかかわり方など、ちょっと考えさせられる物語ではあった・・・あまり楽しくも面白くもなかったけど・・・
●久しぶりのシリーズだったので、過去の杉村三郎の人間関係なり家族関係なんかを思い出せなくて、あまり感情移入できなかったのも一因かも・・・。
●やはり、よく練られた書下ろしの長編のほうが著者の作品としては好きだな・・・。
●ちなみに本書の帯は「『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾となります。中篇3本を収録する本書のテーマは、「杉村vs.〝と困った〟女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。」という事だった。
👍👍👍 🐖 👍👍👍
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