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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 平成29年度 第1回 答え合わせ ~余談~  「朝宗」

2017年06月20日 | 漢検1級受験歴
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●文章題A(田山花袋「熊野紀行」)「・・・百川の大海にチョウソウするが如く・・・」・・・答は「朝宗」・・・たぶん・・・

・なんとも悔しいから、「朝“淙”」じゃダメか、漢和辞典に熟語ないか、調べてきた・・・なかった( ;∀;)・・・・

・手元の広辞苑、大辞林、大字源、新漢語林は、みんな「朝宗」のみなのは確認してあったが・・・
・頼みの大漢和、字通も「朝宗」だけだった・・・*字通には、文意のような意味までは記載されていなかったが・・・


・まだまだ、漢検辞典の“精査”というか“読み込み”というか“分析”というか、深く理解するところまで至っていなかったか・・・反省。
(参考)漢検2 ・・・関連個所・・・なお、本熟語そのものの記載は「朝」のところにも「宗」のところにもナシ・・・

 「百川海に朝す」(ヒャクセンうみにチョウす)
   利益のあるところには自然と人が集まってくることのたとえ。あらゆる川の水は海に向かって流れる意から。
   「朝す」は川の水が海に流れ注ぐ意。〈『書経』〉
 「百川帰海」(ヒャクセンキカイ)
   人はそれぞれ生まれや育ちが異なっているが、結局は考え方や気持ちが一つに集約されること。
   多くの川が別な源に発していずれも海に注ぐ意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉

・しっかし、これはいくら精査してもなかなかたどり着けない熟語じゃないかなあ・・・でも、久しぶりに刺激を受けた出題だった。
・こういう熟語は、文意からは、ちょっとしたヒントしかないが、それを、想像力を働かせて一つ一つの漢字(その漢字一つずつの意味)を結びつけて、なんとか正解の熟語を導き出すという、高度な技というか能力が求められる・・・こういう、なんとも高難度な出題があると“燃えて”くるなあ・・・なかなかの出題ではあった・・・

・おそらくダメな「朝“淙”」・・・「朝宗」よりも「朝淙」のほうが分かりやすいと思うのだが・・・努力に免じて、1点ぐらいくれないかなあ(^^)・・・チェッ・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍

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