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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その179)

2015年08月10日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その179)です。
<眥(眦):セイ、シ、サイ、まなじり、にら(む)>
・まなじり:眥裂(シレツ)髪指、眥頭(シトウ)=目がしら、眥睚(シガイ・サイガイ)、睚眥(ガイサイ)、眥血(シケツ)=まなじりが裂けて出る血・・・
・にら(む):眥占(シセン)=横目でにらむ
<眛:バイ、マイ、くら(い)>
 (熟語なし・・・大漢和・・・)
<眷 :ケン、かえり(みる)、こいした(う)、めぐ(み)、なさ(け)、みうち> *既出ですが加筆削除修正して再案内
・かえり(みる):眷焉=いつまでも気にしてかえりみるさま =眷然(けんぜん)*他に、眷想=かえりみて思う、眷眷=いつも心にとめて回顧するさま。眷顧:①ふりかえりみる、②情をかける 
・こいした(う):眷恋=思い慕う、心に思っていつも忘れない、恋い焦がれること
・めぐ(み) :寵眷=寵愛して特別に目をかけること。寵遇。 *他に、眷遇(ケングウ)=特別に目をかける、手厚くもてなす。眷接=目をかけて手厚く遇する。
・なさ(け) :眷顧、顧眷=近くに置いてひいきにする、目を掛けて大切にする。眷眄(ケンベン)=目をかける。眷命(ケンメイ)など。・・・「めぐ(み)」の意もあるかも。
・みうち   :眷属・眷族=①血筋のつながっている者。一族の者。身内 の者。親族。② 従者。家来。配下の者。
(注)「皇天眷命」という言葉があり、天が情をかけるという意味でも使われることから、「眷命」は「なさ(け)」に対応すると思う。天子が民を顧みて慈しみの言葉をかけるとの意もあるとの説明もあるので、場合によっては「かえり(みる)」にも該当。
<睇:ダイ、テイ、ぬすみみ(る)、ながしめ、よこめ>
・ぬすみみ(る)、ながしめ、よこめ :含睇=少しく流し目に見る・妙な目つきをする、睇睨、睇視、睇眄=横目にみる
<睨:ゲイ、にら(む)、うかが(う)、かたむ(く)>
・にら(む):睥睨、睇睨、眄睨、睨観=睨視、睨柱=柱をにらむ(藺相如の故事あり)、
・うかが(う):睨望、睨笑(ゲイショウ)=こび笑う(「うかがう」か「かたむく(=斜めにみる意)」か
・かたむ(く):睨日=かたむく日=夕日、睨笑(?)

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