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●熟語の読み・一字訓読(その40)です。
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<倚:イ、キ、よ(る)、たの(む)>
・よ(る) :倚几(イキ)=机によりかかる、倚偏(イヘン)=かたよる、倚伏、倚門・・・倚馬七紙、「倚驕倚痴(イキョウイチ)」=婦人が男子に媚態を示して倚りかかる形容、「倚楹之戚」(*故事あり。略。)
・たの(む):倚依(イイ)、倚恃(イジ)、倚託=依託、倚仗(=倚杖)→(関連四字熟語)「倚官仗勢=職権・官位で人民をいじめる」、「倚財仗勢=金権、財産を笠におごる」、「倚主仗勢=主人の威光を笠に着る」
・その他①:(「倚(キ、イ)」で、 「めずらしい」意・読みあり。この場合ほとんど「キ」、稀に「イ」あり)→倚魁(キカイ)=奇怪、倚物(キブツ)=奇怪なもの、倚人(キジン)=畸人、不具者・かたわもの(この場合の「倚」は「かたわ・不具」の意)、倚事(イジ)=怪異なこと・不思議なこと
・その他②:倚棹(イトウ)=船に乗る (「よる」「たのむ」双方の訓読みんでも通用するかも・・・)
・その他③:(「倚(キ)」で、「数を立てる」意あり・・・易、卦の関連・・・「天雨を参ずるに、地に数を倚(た)てる」=倚数(キスウ)。*読みは対象外かも・・・。
<倪:ゲイ、かよわ(い)、ながしめ、きわ>
・かよわ(い):旄倪(ボウゲイ):老人と子供のこと。
・ながしめ :俾倪(ヘイゲイ)=睥睨=にらむ、横目ににらむ、しり目にみる
・きわ :端倪=きわ、かぎり、分際
・その他:「ます」「おごる」・・・「城上のひめがき」などの意味・読みあるも、略。)
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