こんばんは。
今日はタジケンさんからのバッテリーについてのお話しです。
キーワードはコミュニケーション
バッテリーを組んでいる球児のみなさん!
ぜひ参考にして実行してください
みなさん、こんばんは! タジケンです。
今日のテーマは【バッテリー】
sportiva webよりメジャー通算124勝のオリックス・朴賛浩(パク・チャンホ)の記事を紹介します。
オリックス・宮古島キャンプのある日、彼の神髄とも思える投手哲学を聞いた。
投手にとって、打者を打ち取るために最も重要なこととはなにか。
いささか抽象的な質問とは承知の上でそう尋ねると、朴賛浩は思いを巡らすことなく、こう即答した。
「コミュニケーション」
肉体、技術、制球力、配球……それらは大前提、必須条件とでも言うかのように、彼はコミュニケーション(意思の疎通)を挙げたのだ。
「特に捕手との意思疎通ですね。当たり前に思われるかも知れない。でもこれ以上大事なものはないと私は思っている」
例えば「1アウトを取るための過程は、2回同じシチュエーションはない」と言う。
「打者の右、左に留まらず、その打者の性格、スイングのクセや軌道。バットの出る角度。
走者が得点圏にいるか否かは勿論だし、アウトカウントも当然違う。
極論ではなく、打者から1つのアウトを取るのに決まったパターンなどはない。
文字通り無限の選択肢があり、その中から初球にどんな球種、コースを選択するか。
ウイニングショットも同様です。そこで大事になるのが捕手との呼吸なわけです。
サインを交わさずともお互いが一致した配球を選択するくらいでなければ、本当の意味で打者を打ち取ることは出来ない」
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バッテリーで普段からコミュニケーションをとっていますか?
しぐさや態度、ふるまいで何を考えているかわかりますか?
いつもキャッチボールをしていますか?
いつもブルペンで組んでいますか?
それこそ、一挙手一投足から相手が何を考えているかを考え、投げたい球種を一致させる。
消去法ではなく、積極的に投げるボールを選択する。
それには、バッテリー間の関係が成り立つことが大前提になってきます。
投手から見えるもの、捕手から見えるものは違う。
どちらかが気づいて、どちらかが気づかないこともあるんです。
だから、コミュニケーションをとらなければいけない。
事前のデータと違う発見を試合中にすることだってあるんですからね。
その日の調子によって、使える球種も違う。どれが使える球で、どれが使えない球かを相談するのもコミュニケーションです。
とにかくバッテリーは話し合うこと。
これなしに、いい配球も、いい投球もありません。
バッテリーは共同作業。
これを肝に銘じて明日からの練習試合に臨んでください!
<1アウトを取るための過程は、2回同じシチュエーションはない。
とにかくコミュニケーションをとって、ホンモノのバッテリーになる>
捕手は女房役といわれるぐらいです。
ウザいぐらい一緒にいて、お互いの性格、特長を把握しあっていきましょう!