第83回選抜高校野球大会が開幕しました。
入場行進は行われませんでしたが、外野から一校づつ一列になり前進。
大きく腕を振り前進する選手のみなさんの姿から、この状況で選抜大会が開催され
野球ができることへの感謝の気持ちが伝わってきました。
素晴らしい開会式だったと思います。
また、選手宣誓を務めた創志学園の野山慎介主将から
東日本大震災で被害に遭われた方々や、被災者の方々へ思いを込め
「生かされている命に感謝し、全身全霊でプレーを」と誓いの言葉がありました。
日本高野連奥島会長のご挨拶では、
「今回の開催については議論を重ねてきました。
甲子園の土を踏みたいという一生に一度かもしれない選手たちの夢を実現する機会をなくしたくない、
同時にこのような時こそ選手たちの真剣でひたむきなプレーで日本中の人を勇気づけ、
一筋の光明となることを願いました。
「がんばろう 日本」が、今回のスローガンです。
これに込めたわたしたちの思いは「Youll never walk alone」
あなたたちはひとりではない。仲間が大勢いるというエールです。
というお話しがありました。
選手の皆さんの想いと全力プレーが一筋の希望の光になりますように・・・。
第一日目の結果です。
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香川西(香川) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
日本文理(新潟) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 3 | × | 8 |
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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前橋育英(群馬) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
九州国際大付 (福岡) | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | × | 7 |
九州国際大付は5回、大会新記録の1イニング3本塁打をマークした。
無死で安藤と三好が連続でソロ本塁打し、1死後に龍が本塁打した。
従来の1イニング最多本塁打は2本で過去に10度。
2者連続本塁打は大会タイ記録で、過去に2度ある。
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
創志学園(岡山) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
北海(北海道) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 2 |
8回裏 北海の攻撃
3番川崎、レフトフライ。カウント1-2から外角のストレートを打ち上げ、1アウト。
4番川越. カウント1-1から外角のストレートを弾き返し、右中間への大会第5号ソロホームラン!
5番氏家、セカンドゴロ。カウント1-1から外角のストレートに差し込まれ、2アウト。
6番銭谷、ツーベースヒット!カウント1-1から真ん中のストレートを弾き返し、左中間を深々と破るヒット。2アウト二塁。
7番玉木、セカンドゴロ。カウント0-1から外角のストレートを引っ掛け、二塁残塁で3アウト。
しかしこの回、川越のソロで勝ち越し。
9回表 創志学園の攻撃
3番吉田、ショートゴロ。初球・外角のスライダーを引っ掛け、ピッチャーの足元への打球。ショートが落ち着いてさばき、1アウト。
4番金山、ライトフライ。カウント1-0から外角のカーブを弾き返すも、ライト川越が背走しながら右中間でキャッチ!2アウト。
5番玉井、ツーベースヒット!カウント2-0から甘く入ったスライダーを振り抜き、左中間を破るヒット。同点のチャンス!代走に鈴木。
6番須藤、ショートゴロ。カウント1-1から外角のスライダーを引っ張るも、ショートの守備範囲。二塁残塁で3アウト。
・・・第2日目 対戦組み合わせ・・・
第1試合 大館鳳鳴(秋田)- 天理(奈良)
第2試合 横浜(神奈川) - 波佐見(長崎)
第3試合 金沢(石川) - 加古川北(兵庫)