咲いて散りまた咲いて散る紅蜀葵(こうしよくき)
季語:【紅蜀葵(こうしよくき)(夏/植物)】別名(もみぢあふひ)
※俳句歳時記
北米原産のアオイ科の多年草の花。
葉は掌状に三~五深裂し、七月ごろ緋紅色の大きな花を開く。
例句:【沖の帆にいつも日の照り紅蜀葵/中村汀女】
コロナで発熱し、3日間ほどはベットで過ごし、熱も下がったその後の1週間も、他の人にうつしてはいけないので、ほとんど部屋から出ませんでした。
そんな時(そんな日)の朝早く、まだ家人が寝ている間、部屋の掃き出しからそぉ~っと庭へ出て、モミジアオイの花が咲いているのを、確かめるのが楽しみでした。
そのひらひらとした緋赤色の花びら(花弁)が好きです。
モミジアオイは一日花!
昨日咲いて(開いて)いたものが萎み、そして今朝、新たなもう一輪が開いています。
部屋から見えるところにはハイビスカス🌺も咲いていました。
ハイビスカスも一日花で、咲いて散りを繰り返し、こちらも好きな花で以前はこちらしか知りませんでした。
ハイビスカスの定義は広く、フヨウやムクゲ、そしてモミジアオイも含まれるそうです。
でもモミジアオイの花弁はひとひらごとに離れていて、何となく儚さを感じます。
儚そうでもって、強い緋赤色…そんなところが好きな所以かもしれません。
落ち葉も(薄紅色の茎も)奇麗です。
名前通り「モミジ」のようです。
拾って仏花の添えにしています。