気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

四番目の孫

2021年04月28日 | 日記

ボードゲーム【カタン】※amazon co jp

🎏もうじき端午の節句です。

我が家も孫の兜を飾り、鯉のぼりをあげました。

「今日は帰って来たら、ばぁばとカタンをするから…って言っていましたのでお願いします。」

と言ってママは仕事に出た。

それはいいのだけれど、以前は学校から帰るとお友達が呼びに来たりしていて時々公園とかへ行ったけれど、最近それもなくあまり外へ出なくなった。

この間「こんないいお天気なのだから、外でお友達と遊べば?それともコロナを心配してる?」と聞くと

「あいつら喧嘩ばっかりしていて嫌だ。俺は悟ってしまった。」って…9歳にして悟る??。

つまりみんなといない方が平穏無事ということか…。

災いは避ける!タイプなのだろうか?。まぁ人生それも必要なのは確かなのだけれど…。

私としてはbabaと遊んでいる場合ではないと思うのだが。

この孫には、生まれた時に蒙古斑が無かった。

蒙古斑とは日本人を含む黄色人種では大部分の赤ちゃんに見られる、

普通は心配しなくても成長と共に消えるお尻のところの青いあざのこと。

姉の孫にはあった。

2人はクォーターなので、に母方の遺伝が強く出たのではないかと思うが、

グランマの話ではアメリカでは逆にこの青いあざにはビックリするとのことで、実際に虐待として疑われたこともあったらしい。

実は私もこのことを自分の孫で初めて知った。

子供や若者が未熟であることに対して「尻が青い」とか「青二歳」とかいう言葉は知っていたけれど、

この蒙古斑からきているということ、そしてそれは黄色人種の特徴だということは知らなかった。

木々が緑でまだ青々として成長しきっていないからなのかと思っていた。(不勉強!

そんな孫は、このばぁば絶賛のイケメンなのだ。

色白で彫が深く、睫毛が長く(ということは目が大きく)、スラーとした身長は3年生なのに5年生くらいある。

「ばぁばが好きなのは見ていればわかります。」とママ。

そう、でもばぁばと遊んでばかりでは…そこが悩みなのだ。

ヘイト問題?

「このごろどこ(国)の人って…聞かれることがあるらしいんです。日本人なのに。」

「でも、もしかして、私も悩んだことがあって、そろそろにもそんな時期がきたのかも知れません」とママ。

「まあ今は私の頃と違い、国際結婚もだいぶ多くなったので、以前ほどではないかもしれないと思うのですが…」とママ。

今までは小さくてそんなことは関係なかった友達も成長してくると自分との違いに疑問を持ち、そういうふうになって来るらしいのだ。

ママはただでさえ目立つので、服装、行動、とにかく地味にめだたないようにしていた時代だったという。

それはママのお兄さんも同じで、大学生の時、母方の祖父母のいるインディアナ州へ行って、今でもそのままアメリカで暮らしているとのこと。

ただ女子はそんな奇異の目が、高校生の頃になると、憧れのような目に代わって来るらしく、

それはそれでそんな風に(例えば容姿とか、英語が話せるのではないかとか)寄ってくる人と、本来の自分と友達になりたい人を見分けないと…と悩みは尽きないらしい。

私はもともとそういうことはあまり深く考えない→られないので、
単純に綺麗で優しい、賢いママが、そしてイケメン孫が好きというだけなのだけれど・・・。

でもいろいろな人がいるので、当事者にとっては、複雑なそして深い問題なのだろうなと思う。

が落ち込んだ時に「大丈夫、あなたなら顔でカバーできるから・・・」なんて訳の分からない無責任なことを言って、

ママに「勘違いしてしまうからやめてください。」と言われているbabaは気を付けなければ…

彼もママのように、本来の自分を好きになってくれる友人やパートナーをうまく探せるだろうか?

成人したら…眩しいだろうなぁ~なんて思っている面食いbabaは、

後10年近く生きて居なくてはそんな姿を見られないのだろうな・・・。

       

目覚ましは孫の足音冬の朝 喜代

季語:冬の朝(冬)

添削が戻ってきた頃には季節が変わっていました。

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