児童遊園地の道端に咲いていた小さな花たち
季語:春なかば(春)
【仲春(ちゅうしゅん)・春なかば】
初春・晩春に対する語で新暦三月にあたる。地方によりずれはあるが、早春の季節が過ぎて春本番を迎える趣きである。※歳時記
作品の背景:散歩の時、道端に名も知らないお花がいろいろと咲いていて、野の花も今一番の時だろうと思った。
提出した句:【名も知らぬ花も盛りの春なかば】
先生の添削:観察眼の鋭さが光る作品ですね。
ささやかな喜びがよく表現されています。
特に「名も知らぬ花」が素敵ですね。
このままでも十分素晴らしい作品だと思います。
添削例では、切字の「や」を用いて上五・中七でひと呼吸置きました。
【名も知らぬ花も盛りや春半ば】
(切字)【や】を用いたほうが、花がたくさん咲いている様子や春半ばの様子がさらにはっきりし、俳句らしさを感じる。
一文字だけの添削だったので嬉しかったけれど、やはり(切字)を用いるということがまだスッとできないようだ。
見出し画像は先日行った(こども植物園)の隣りの(児童遊園地)道端に咲いていた花
児童遊園地は息子達が小さい頃、隣接する(ごみ処理工場から出る熱を利用して作られた)室内温水プールによく行ったので、遊園地内もよく散策しました。
遊園地となっていますが、大きな公園のイメージです。
中に広いグランドもあって、息子たちの幼稚園の運動会もそこで行われました。
こんなところが近くにあったのに、子供たちが大きくなってからはほぼ仕事と家事に追われずっと行っていませんでした。
買い物帰りに久しぶりに一人で行った公園はちょうど春なかばで、スマホでいろんな花を写しそこで提出の一句を詠みました。
一昨日、もう一度行ってみました。添削が返った今はだいぶ緑の多い風景になっていました。
でも緑もとても気持ちが良いです。