気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
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俳句🖊19~母子草

2022年08月02日 | 喜代の俳句

むしる手の思わず緩む母子草

季語:【母子草(ははこぐさ)】植物(春)

傍題:鼠麴草(ほうこぐさ)・ははこ・父子草(ちちこぐさ)

田畑や路傍で見かけるキク科の越年草で、花は黄淡色で小さく、茎頂に散房状につける。
葉裏や茎は白い毛で覆われている。
花期は晩春から初夏にかけて。若い茎や葉は春の七草の「御行(おぎょう)」として七草粥にする。→御行(新年)
葉は細長いへら形。
同類に父子草があるが花は褐色で目立たない。※俳句歳時記

      

俳句に使用した写真は、散歩時に道端で見つけた母子草。

黄色い花をいっぱいつけていた。

 庭に咲いた白妙菊。これを見ると母子草がキク科だと頷ける。

傍題に【父子草】とあったので調べてみた。

すると父子草は、むしろ母子草よりも見かける雑草だった。

      

きのう、散歩途中でそれらしきものを見かけた。

これがそうだろうか?それとも【チチコグサモドキ】だろうか?

コンビニの駐車場

道端!

父子草はいろいろな種類があるそうで、見分けが難しいらしい。

今まで知らなかったけれど、庭に出てきたら即!抜く!よく見かける雑草だった。

でも父子草は名前を知っても即抜く~と思う…父さんごめんなさい!🙇

しかし、母という名前がついていたら、一瞬…抜くのを躊躇ってしまう…そんな感じ。

 例句※俳句歳時記より

【老いて尚なつかしき名の母子草】 高浜虚子 

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