気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(18)~新酒

2023年12月01日 | そろりとろり俳句の道

※CORD-PHOTOさん/写真AC

【俳句ポスト365】は松山市が運営する俳句投稿サイトです。

選者は中級以上は夏井いつき先生、初級者部門は家藤正人先生です。

第290回/2023年9月20週の兼題は季語【新酒】でした。

※俳句歳時記

【新酒】秋(生活)傍題➜今年酒 新走り(あらばしり)・利酒(利酒)

新米で醸造した酒

🔶かっては収穫後の米をすぐ新米で醸造したため、新酒は秋の季語とされた。➜古酒・寒造(冬)

例句一句:【先立ちし誰かれの顔新酒酌む/藤田枕流】

     

妹の句:【新酒澄みめでたき酔のいろいろに】(初級者部門/入選)

※シャンソンPandaさん/写真AC

私の句:【旧友の昔ばなしに新酒あり】(初級者部門/入選)見出し写真

酒ということで、10月中旬に参加した同窓会を思い浮かべて詠んでみました。

もう一つ投句して没になった句は【子三人新酒そそぐや父の墓】です。

本当は凄く苦労させられましたけれど、酒といえば思い出すのは父です。

私たち姉弟妹はいつも三人で父母(先祖)の墓参りに行くのですが、お酒の好きだった父に弟は、時折タバコと酒を供えています。(後で持ち帰ります

やっぱり私は、心情を俳句に写すのは苦手なようです。

次の兼題は【セーター】(三冬/人事)です。

「セーターって季語だったんだ!」と思わず歳時記を見てしまいました。

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