気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道~43【秋の暮】

2024年12月10日 | そろりとろり俳句の道

※acsunifu23さん/写真AC

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

10月の兼題【秋の暮】(三秋/時候)の季語

傍題:秋の夕暮れ・秋の夕・秋夕

※俳句歳時記

秋の夕べ、夕暮れ時。

清少納言の『枕草子』には「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、鳥の寝所へ行くとて、三つ四つ二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。

まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとおかし。

日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず」とある。

🔶秋の夕暮れはもののあわれの極みを感じさせるものとして、古来多くの詩歌に親しまれてきた。

『新古今集』の三夕の歌はことに名高い。

秋季の終わりは、「暮の秋」といって区別する。

例句:【此の道や行く人なしに秋の暮/芭蕉】

     

 妹の句:【秋の暮夕餉支度は湯気の中】佳作/入選

※Microsoft/AI画像ジェネレータ生成写真

妹の句意を想像してAIで画像を生成してみました。

 私の句:【諏訪大社御神湯香る秋の暮】人/入選見出し

私は過日、旅行した諏訪大社下社秋宮の御神湯(ごしんとう)を詠んでみました。

諏訪大社下社秋宮の手水はこんこんと湧き出る温泉なので熱いです。🥵

そしてほのかに硫黄の香りがします。

湯口は、竜神伝説にちなんで竜の口をかたどってあります。

竜の口から流れる温泉は「長寿湯」といいご利益があるそうですが、ちょっと怖いお顔の竜神様でした。

※Hicさん/写真AC

     

12月の兼題は【雪催い(ゆきもよい)】時候/三冬 分類/天文 です。

締め切り/12月末日 発表/2月10日

【雪もよい】何となくひびきのよい言葉です!

次回も「人」になるように頑張らなくては・・・

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