きのう夫が痔の手術をするために入院した。(一週間の予定)
そのことを知人に話すと、意外とその手術をした人が多かった。
ただ場所が場所だけにあまり他人(ひと)には言わないらしい。
どうも平気で言う私はデリカシーにかけているらしい。(私もそう思った…)
夫はというと、私には「入院の保証人になってくれればそれだけで良い」と、せっせと自分で準備をし一人で病院へ行った。
まるで旅行でもする様子だった。
・・・がぁ~お昼時「入院セットが買えないので至急現金を持ってきて欲しい。三千円しかもってこなかったから~買えない!」と…電話をしてきた。
こんなところは昔からぶれない(変わっていない?)夫だった。(何でも早いけれど、割と雑なのだ!)
ちゃんといろいろと確認しない私も悪かったと思い、仕方ないので昼食も摂らず京浜急行に飛び乗った。
でも元来慌て者の私は、病院のある駅は「普通」しか止まらないのに「急行」に乗ってしまい「横浜駅」まで行ってしまった。
(ちなみに、京浜急行には「快速特急・特急・急行・普通」とあって、私の住む所の駅は急行と普通が停まる)
いつも上りはJRしか使わないので京浜急行の横浜駅は久々だった。(横浜は人酔いをするので苦手で、最近は滅多に行かず、ほとんど通過駅だ!)
きのうも火曜日の昼時なのにとても混んでいた。(快速特急・特急・急行・普通と2列ずつに並んで乗車)
乗車のための列に並んでいる時に~超懐かしい~入線メロディーが流れた「ブルー・ライト・ヨコハマ」
※YouTubeよりお借りしました。
京急横浜駅入線メロディー「ブルー・ライト・ヨコハマ」(下り)ご当地駅メロディ資料館―
横浜の夜景をバックのブルーライト・ヨコハマ
ブルーライト・ヨコハマ いしだ あゆみ @studio.hanabiyori8617
慌ただしい駅でのゆったりとした懐かしいメロディー「ブルーライト・ヨコハマ」
それで気を取り直して下りに乗ってひと駅、病院のある駅に着いた。
電車を降りたところで「今どこにいるの?」と夫からメッセージが・・・遅いので心配したらしい。
改札口を出て「はて、どちらへ行けば病院へ行ける?」
実は次男が子供の頃、連れて行ったことのある病院だったので直ぐ分かると思っていたが、なにせそれは遠い昔~近くに移転したらしい。
iPhoneのシリに聞きながら、無事病院に辿り着く。(なんてことはない線路に沿って一直線だった)
ちょうど家から出て1時間かかった。(車では10分~20分のところ)
夫と私「割れ鍋に綴じ蓋」という喩えが頭に浮かんだ。
受付で引き取りに来た看護師さんに現金の入った封筒を渡し帰ることになった。(登録されていない面会人は本人に会うことができないらしい)
駅まで戻ると1時(13:00)流石にお腹が減ったので、駅改札口の直ぐ隣りのレトロな雰囲気の喫茶店(樹根巣/ジュネス)へ入った。
ナポリタンを食べた。
店内には赤と白の綺麗な薔薇が活けられていたので、店のひとに声をかけ写真を撮らせてもらった。
店のオーナーらしき年配の女性が「次は百合が咲きますので、よろしかったらまたおいで下さい!」と言っていた。
また行きたくなるようなお店だった。
今日のお昼ごろ、また夫からメッセージがあった。
手術は無事に終わったらしい。
それで、明日私の面会の予約をとったので、本棚から本をもってきて欲しいという。
【佐伯泰英著/柳橋の桜】
本は忘れないようにもうリュックに入れた。
でもとりあえず「ほッ」としたので、仕事の合間にお茶を取りに一階に降りてきた息子に伝えた。
そして本を届けに、明日また病院へ行くこととなったことも・・・