日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

議会は終わったけど一般質問の意味って?

2014年12月28日 23時15分03秒 | 日記
お腹がぐーぐー鳴りながらのブログ更新、いかわたいきです。

さて、12月10日に日田市議会にて一般質問を行いました。
一般質問とは、議員が市の一般事務に対してその執行の状況又は将来の方針、政策的提言や行政への批判等を執行者に直接質すことです。また、執行者の所見や施策について報告を求めたり問い質すこともあります。質問の範囲は、市の行財政全般(公共事務、団体委任事務、行政事務の一切を含む)のほか、地域で住民生活に密接している事項など多岐にわたっています。





今回の質問内容は、

1.障がい福祉について。
2.日田駅の利便性について。
3.市民が利用しやすい窓口配置について

の3点です。

私が常に一般質問で一貫している事は、「最初に質問の目的を述べる事。」、「予算を抑えて効率的に事業や提案を行う事。」の2点です。
目的を述べる事は、議論を明確にすると共に市役所側にも自分が何を訴えたいか?を知って頂くためであり、予算を抑える事は「アレします、コレします。でも、お金は掛かります」では、そもそも議論にならず将来への負担を残すだけであり、代案を示さなければただの批判で終わってしまいます。
ただ、今回の3つの質問のうち1つに対しては少し違う形となりました。

最初の「障がい福祉について」は、当事者の障がい者に対して不利益を生じさせない事。
2つ目の「日田駅の利便性について」は、日田市民にとって、より良い日田駅となってほしい事。
3つ目の「市民が利用しやすい窓口配置について」は、市役所に来客されたお客様の利便性の向上と気持ちよく相談出来る環境作り。を各々目的としております。

一般質問の内容で日田駅の利便性については、今後リニューアルも含め地元住民を含めた協議会(委員会)等を立ち上げ、30年経った日田駅の在り方を考える事となりましたし、市役所1階のフロアについては、市民にとっての見易さや色分け等を行い利便性をこれから高める事を行っていくとの事です。

しかし、障がい福祉について、私は議会の場での述べましたが、今回は少し趣旨を変えました。
これは市役所側、障がい福祉施設側、福祉を受ける当事者側の連携がうまくいっておらず、来年度に向けて不利益が生ずる事が私の主観としては、危惧しておりました。
それを解決する方法は単純にマンパワー、人手です。申し上げる事は大変心苦しかったのですが…
しかし「無理を承知で無理をお願いする」という事も議員の判断としては迫られます。
これは多くの経験から学ばせて頂いた事です。市役所側もその部分を汲み取って頂き、前向きな答弁を頂いた事は私自身が嬉しいのではなく、直接関係する障がい者の方々のためでもあります。

ちなみに私が3つの質問した内容は、市民からのふとした意見や疑問から始まったものです。「こんな事言っていいのかな?」「議員にこんな事言っても…」という事は私を含め議員の方々に投げかけて下さい。疑問に思うから聞きたくなるのですよね?だったら遠慮せずその疑問を我々議員に話して下さい、私はどんな事にも耳を傾けます。

疑問に思う事、それが市政発展に繋がる第一歩です。



では、また。