6月14日付・朝日新聞「私の視点」欄に、元東大医学部(輸血部長)教授・柴田洋一先生が、国立大学附属病院長会議からだされた、国立大学病院の合理化案である「提言」をめぐる一連の裁判(高裁勝訴・上告断念)を通じ、文部科学省の不当な誘導と議事録隠しを、鋭く批判する「私の視点」を投稿されました。
第1審の東京地裁勝訴判決では、報道各社が一斉に報道しましたが、文科省の敗訴が決まった第2審の東京高裁勝訴の判決には、各社とも報道しなかったことに奇異の念を持つとともに、われわれ臨床検査に携わるものとしても、臨床検査部門に極めて大きな影響を及ぼすこの裁判全貌と、勝訴の意義を、ぜひ一読されることをお薦めします。
註;このブログ記事は、朝日新聞社・知的財産センターの掲載承認と、柴田洋一先生の承諾を得て掲載しました。
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