WHOが、「日本の医療は世界一」のお墨付きを公表しました。米国は37位でした。
そのアメリカ、100病床当たりの医師数の国際比較で、世界一の66.8人、イギリス49.7人、フランス43.5人、ドイツ37.6人にも抜かれて、1位の米国比で、日本は僅かに13.7人、5分の1でしかありません。
日本の医療現場は、「火の車」になって、世界一の医療を支えていることになります。
国連加盟197国中63位、先進国に比較して、医師不足は実に14万人とも、20万人とも言われています。
同時に、満足度は第6位とか、果たしてそうでしょうか?
「医師が増えると、医療費が高騰する」これが、永年続いた政府の基本政策でした。
今まさに、この付けが、如実に回ってきたのです。
あわてて、医師養成定員の増に着手しましたが、定員増の効果が表れるのは、最低でも10年から15年先の話しです。
ここでも厚労省のシュミレーションの失敗は明らかです。