中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1181話)札束の山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e1/285538d738d180fe588b183c93a2d87e.jpg)
おおっ!札束の山。といってもこの世で通用するお札ではありません。天上界でくらすご先祖のところに煙にしてとどけるお札で、町のはずれでひっそりと売られています。
中国では二十四節気の清明節(4月5日前後)が、ご先祖のお墓参りをする日ですけど、農村ではそのさいにお墓の前でこのお札を燃やします。近くでそれをみたことはないんですが、残っている灰の量からすると、相当の金額を送るよう。
以前、大同でみたときは、10億元、1億元といった高額紙幣があり、さらに5角(0.5元)、1角(0.1元)といったものもありましたから、「どうしてこんなのが?」といったら、「冥国でも釣り銭が必要だ」という答えが返ってきました。
蔚県のここでは、天堂銀行、天地通用銀行のほかに中国冥民銀行のお札があり、これは毛沢東の肖像も、金額も、中国人民銀行のお札にそっくりですね。ここまで似せたら、日本だったら法律違反に問われるレベルではないでしょうか。
記憶に残っていることがあったので、中国サイトを検索したら、中国冥民銀行のお札をつかって逮捕されたとか、本物の紙幣のなかに混じっていたとかの過去記事がたくさんあります。おそらくこれだったのでしょう。
じつは植林事業にとって、大きな困りごとなのです。清明節のころは雨がなく、風が強く、極度に乾燥します。そのときに野外で火をつかうことから、山火事が頻発するのです。采涼山の協力プロジェクトでも、数度のぼやが発生しています。
中国では二十四節気の清明節(4月5日前後)が、ご先祖のお墓参りをする日ですけど、農村ではそのさいにお墓の前でこのお札を燃やします。近くでそれをみたことはないんですが、残っている灰の量からすると、相当の金額を送るよう。
以前、大同でみたときは、10億元、1億元といった高額紙幣があり、さらに5角(0.5元)、1角(0.1元)といったものもありましたから、「どうしてこんなのが?」といったら、「冥国でも釣り銭が必要だ」という答えが返ってきました。
蔚県のここでは、天堂銀行、天地通用銀行のほかに中国冥民銀行のお札があり、これは毛沢東の肖像も、金額も、中国人民銀行のお札にそっくりですね。ここまで似せたら、日本だったら法律違反に問われるレベルではないでしょうか。
記憶に残っていることがあったので、中国サイトを検索したら、中国冥民銀行のお札をつかって逮捕されたとか、本物の紙幣のなかに混じっていたとかの過去記事がたくさんあります。おそらくこれだったのでしょう。
じつは植林事業にとって、大きな困りごとなのです。清明節のころは雨がなく、風が強く、極度に乾燥します。そのときに野外で火をつかうことから、山火事が頻発するのです。采涼山の協力プロジェクトでも、数度のぼやが発生しています。
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