きょうのお昼に、心待ちしていた配達証明郵便が届きました。国税庁からで、税制上の優遇を受ける認定NPO法人に認定されたという通知です。有効期間は今回から5年間で、2009年6月1日から2014年5月31日まで。私たちはこれで3回目の認定です。
認定NPO法人への寄付金は税控除の対象になります。個人のばあいも、企業などのばあいも、同じです。それによって、寄付金がふえることを期待できます。私たちへ . . . 本文を読む
渾源県の北岳恒山のふもとに懸空寺があります。私たちが訪れるようになってからも、何回も何回も整備がやりなおされています。でも、今回のものがいちばん規模が大きい。
懸空寺の向かいの岩壁に遺跡が新しく公開されました。写真の中ほど、横一列に穴が掘られているのがわかるでしょ。北魏時代の桟道の遺跡です。この穴に、太い横木を差し込み、そのうえに板を渡して、馬1頭が歩けるほどの桟道をつくったのだそうです。
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すみません、また家庭菜園の話! インゲンマメにつづいて、キュウリも本葉が1~2枚のころに、胚軸を地ぎわで切断し、ポットの土に挿し芽しておきました。2週間まえのことです。ソーッと覗いてみると、ちゃんと根が伸びてきています。そろそろ露地に植えつける時期でしょう。
またまた写真に撮りましたので、みなさんにおみせしましょう。大きい方は、ポットに種を蒔いて、そのまま大きくしたものです。胚軸切断という大 . . . 本文を読む
5月24日の日曜日、比良山麓の馬が背山国有林で、スギの間伐など山の手入れをしました。NPO・自然と緑の河野理事長はじめ、みなさんにたいへんお世話になりました。
ここは琵琶湖の水源にあたるところ。おそらく1960年代あたりに植えられたであろうスギの木が、だんだん混み合ってきています。そのなかの育ちの悪い木などを間伐して、林床まで多少は太陽光が届くくらいに整備するわけです。もう10年以上もつづけ . . . 本文を読む
つぎのテレビ番組が急に決まりました。
5月27日(水)19:00~20:55
BSフジLIVE プライムニュース
中国の環境問題と日中協力(仮)第1回
【ゲスト】
斉藤鉄夫(環境大臣)
上田 信(立教大学教授)
高見邦雄(緑の地球ネットワーク事務局長)
【キャスター】
八木亜希子(アナウンサー)
反町 理(フジテレビ記者)
山本 周(フジテレビ報道局 . . . 本文を読む
応県の木塔は大同の西南70kmのところにあり、正式には仏宮寺釈迦塔といいます。1056年の創建で、ときは遼代、大同はそのとき副都でした。高さが67mもあり、木造建築物としては世界最大級です。カラマツの大径木がつかわれ、すべて木組みで建てられ、鉄釘などはつかわれておりません。
法隆寺の宮大工だった西岡常一さんがこの塔について語っています。法隆寺でつかわれている技術はすべてこの塔にもある。だか . . . 本文を読む
大寨に学ぶ運動が展開されていたころ、山西省にはもうひとつのモデル農村がありました。それが大同市陽高県の大泉山村。この村の緑化のレポートを毛沢東が読んで、こういうすばらしい経験を各地で掘り起こして、水土流失の解決をはかろう、と呼びかけたんですね。大寨も水土流失が課題でしたが、あそこは段々畑に改良することで、問題解決を考えました。大泉山村は緑化・植林によって解決しようとしたのです。
この村の人だ . . . 本文を読む
大同県聚楽郷にある私たちの実験林場。愛称を「カササギの森」としました。「カササギが朝鳴くと、いいお客がくる」とか、「カササギがくるといいことが起こる」とか、農村で伝えられていて、カササギは愛されるんですね。カササギに小鳥や小動物を代表させ、そういうものが集まる豊かな森林の夢を表したんですよ。
ところが、実際の林場は、とくに春先はこの写真のような風景です。ボランティアツアーに参加する人たちがこ . . . 本文を読む
南天門自然植物園をみてまわっているとき、李向東が1本のマツ苗にかけよりました。数年前に植えたものです。でも、そのマツの皮がきれいに剥かれています。形成層をグルッとやられていますから、もうこのマツは枯れるしかありません。広葉樹はその下からまた芽がでてくる可能性がありますが、針葉樹はだめですね。
果樹苗では、このようにグルッと皮をかじられることがあります。犯人、いや犯獣はノウサギです。でも、マ . . . 本文を読む
4月中旬以降は、苗畑はものすごく忙しいのです。たとえば、この作業。2008年春に蒔いたマツの苗の地上部は、秋までに5cmほどに育っています。冬のあいだ、土をかぶせて、それを埋めてしまうのです。そうしないと、冷たく乾いた西北の強風によって水分を吹き飛ばされ、白く変色して枯れてしまいます。冬のあいだマツ苗は休眠していますから、光がなくても枯れることはありません。
春になって陽光が輝きを取り戻すこ . . . 本文を読む
つれあいの友人が北海道で農業をしています。果菜などは、発芽して本葉1~3枚のときに地際で胚軸を切って土に挿しておけば、根がじょうぶになり、長く収穫できる、ということ。ええっ、そんな乱暴なことを? くわしく聞いてよと、つれあいに頼んだ直後、タキイのカタログに同じ方法が載っていました。
5月にはいって、私もインゲンマメとキュウリで、それを試してみました。切ったあと、2時間ほど水につけて水あげさせ . . . 本文を読む
この4年半、いっしょに働いてきた会田伸子さんが結婚し、パートナーの転勤にともなって、事務局を離れることになりました。ほかの理由なら、なんとしても引き止めるところですが、こればかりは止めるわけにもいきませんし、止められるものでもないでしょう。
事務局スタッフの補充を、今回は公募することにいたしました。概略の条件は以下のとおりです。
職務内容は、1.中国側カウンターパートとの連絡調整、2.ボラ . . . 本文を読む
日本でいえばササユリのようなものでしょう。でも、色はこっちのほうがずっと鮮やか。つやつやと光り輝いておりまして、遠くからでもよく目につきます。この色で、花が大きかったら、ちょっといやらしい感じになるかもしれませんが、花の直径は5センチほど。かわいいのです。
ササユリといっしょで、そうたくさんはありません。1本でもみつけると、うれしくなったものです。ところが、霊丘の南天門自然植物園にたくさん . . . 本文を読む