1137話)南天門自然植物園の変遷(24)

こう花の写真を並べてみると、紫の花が多いのに気づきます。これの中国名は「藍刺頭」(Echinops latifolius)で、名前そのままですね。丸いのが1つの花ではなく、小さな花がたくさんまとまって丸くなっているわけです。 日本のヒゴタイとよく似ているんですけど、同じものでしょうか。ヒゴタイは九州をはじめ西日本のどちらかというと暖地に分布していますけど、中国のこれはけっこう寒いところです。 . . . 本文を読む
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1136話)南天門自然植物園の変遷(23)

キンポウゲ科トリカブト属の草花で、レイジンソウ(のなかま)です。中国名は牛扁といいます。花の形からトリカブトのなかまであることがわかりますが、花がクリーム色です。水のそばが好きなようで、管理棟から南天門に登る途中の右側、沢筋にあります。 もとからそこにあったものか、外から持ち込んだものか、いま私にはわかりません。河北省の野三坡、小五台山などの自然保護区を、南天門自然植物園のスタッフたちといっしょ . . . 本文を読む
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