ことしの春に種を蒔いたマツの苗。大きさにかなりちがいがあります。それを3つのグループに分けてみたのがこれ。
よく育ったものには根の先に小さなコブのようなものがみられます。菌根菌です。噴霧器で霧をかけてみたところ、水玉のできかたにも大きな差ができました。菌根菌のついた根には大きな水玉ができます。それだけ、水をつかまえる力がつよいということでしょう。
マツと共生する菌根菌はキノコのなかま。南 . . . 本文を読む
大同での植林に、マツは欠かせません。新しい拠点・緑の地球環境センターでも、整地や井戸掘りと並行して苗圃を整備し、アブラマツ(油松)とモンゴリマツ(樟子松)の種を播きました。
小川眞顧問の指導で、菌根菌(キノコやカビのなかま)の接種をおこないました。日本側の専門家がつきっきりで指導したときは、いい結果がでるんですけど、そうでないと思ったようにいきません。やっぱり肥料は必要なのではないか、新規の . . . 本文を読む
いまから2211年前の話です。漢の高祖劉邦は楚の項羽との決戦に勝利し、中華を統一しました。しかし北方には匈奴の大帝国があり、その王・冒頓単于(ぼくとつぜんう)は着々と領土を拡大しています。
劉邦は30万の大軍を率いて、匈奴に決戦を挑みます。ところが一方の冒頓単于、たいへんな戦略家なのです。劉邦を相手に戦っては負け、戦っては負け、だんだん北へ退きます。そしてきたのが平城、いまの大同です。
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以前におよそ10回にわたって岸和田のだんじり祭について書きました。じつは昨日、私の居住する宝塚で「第1回宝塚だんじりパレード」が開催されました。家から12分ほどのところが会場だったので、私もでかけてきました。
宝塚市には19台のだんじりがあるそうですが、そのうちの11台が集結。なぜか、私の町内のものはでていません。町内会ごとに開かれる祭はすでに終わっています。あいにくの小雨で、大部分のだんじ . . . 本文を読む
あちこちから集めた薬木・薬草の苗を仮植えしておきます。ほんとうなら、場所をきめて、そこに植えるのがいいのですけど、まだ作業・見学道もなく、区画もつくられていません。それらの作業は2011年の秋になされます。春から夏にかけて、時間に追いかけられるしごとばかりで、それどころではなかったのです。
とりあえず、未使用の一角を耕してもらい、圃場を準備してもらいました。ここに仮植えし、来春、芽を出すか出 . . . 本文を読む
大同特産の薬草に黄蓍(おうぎ)があります。マメ科の灌木で根を用います。滋養強壮にいいということで、とくに渾源県のものが有名。華僑・華人のところを中心に国外にも輸出しています。薬用植物を集めるからには、これは欠かせません。
カササギの森で採取することにしました。できるだけ小さなものを選んだんですよ。地上部は50㎝あるかないか。ところが、根がものすごく深いのです。しばらく雨がなかったので土は固い . . . 本文を読む
緑の地球環境センターで、日本の専門家の主導による2つのプロジェクトが進行中です。JICA草の根技術協力事業の受託によるもの。1つは生態植林見本園と有用植物見本園を敷地内につくるもので、前中久行代表が中心になってすすめています。
有用植物見本園の中心となるのは薬草・薬木。8~9月にやってきたボランティアツアーのみなさんにも、その苗集めをしてもらいました。木本は役に立つものはなんでも苗をとってく . . . 本文を読む
中国の農村で日本人が困るのがトイレ。見た目とあの臭いにまいって、それだったらと、トウモロコシ畑にはいり、雉撃ちの快感に目覚めた、わが友人。北京に帰ってからも駅近くの公園で、またそれをやったといいます。
ご安心ください。環境センターのトイレ。とても清潔です。それはそうでしょう、まだつかっていなかったのですから。大のほうには、ちゃんと仕切りがあり、個室になっています。
トイレをでたところが手 . . . 本文を読む
食堂のとなりは、厨房です。まあ、あたりまえのことですが。いまはまだ、煙でくすんでもいなくて、とてもきれいです。それなのに、ここの女主人は写真なんか撮っちゃだめだといって、止めます。散らかっていて、恥ずかしいというのです。そんなこと、ないよね。
燃料は石炭です。電動のふいごがついていて、強火にすることができます。中国の炒めものがおいしいのは、燃料が石炭で、強火にすることができるからのよう。中華 . . . 本文を読む