東北地方を中心にマグニチュード9.0という巨大地震と、それが誘発した大津波が発生しました。テレビや新聞でそのようすをみて、あまりの惨状に言葉もありません。私が体験した阪神大震災にくらべても、桁がいくつかちがう印象です。
流れてくる情報は、被害の比較的軽い周辺地域のものが先行し、もっとも被害が深刻なところのものはなかなかでてきません。阪神大震災のときもそうでした。「死者〇〇名、行方不明△△名」 . . . 本文を読む
ごらんになりたい写真ではないでしょうけど、失礼いたします。前回のコンポスト容器からとりだした生ゴミ堆肥を、収穫が終わったダイコンのあとに積み上げています。5月上旬、夏野菜を植えつけるさいに、畝のうえにパラパラッと撒きます。目見当ですが年に200リットル強になるよう。25㎡ほどの菜園にとっては、かなりの量です。
以前は畝の下に深い溝をスコップで掘り、生ゴミ堆肥をいれて、埋めもどしていました。こ . . . 本文を読む
わが家の菜園は、植木屋さんの庭だったところです。想像するに、そのまえは水田だったよう。宅地にするにあたって、そこに大きめの石その他を投げ込んだようです。26年まえに引っ越してきて、ここを菜園にしようと思い立ち、スコップで掘ったときは大きな石がたくさんでてきました。それを取り除き、バーク堆肥などをいれて、だんだん改良してきたのです。
その後は台所ででる生ゴミを発酵させたものを投入しつづけてきま . . . 本文を読む
中国野菜をはじめ、一時期は変わったものばかりつくって、近所の農家の人から「農事試験所みたいですね」といわれたものです。でも、やっぱり、おいしいものがよく食べられ、一般化しているんですね。変わったものに、そうおいしいものはない。
例外の1つがこれ。紅菜苔。花が咲くか咲かないかのころに苔(とう)を食べます。生のときはなまえのとおり紅色ですが、火が通ると緑になります。とてもおいしい。もう30年近くも毎 . . . 本文を読む
ワケギは、むかしはネギの1種と思われていたんだけど、ネギとタマネギの雑種だったことが最近わかったんですってね。私は食べるのがすきで、ずっと1畝を植えていたんですけど、そろえるのに時間がかかって、あまりつかわれず、毎年たくさん残ります。去年の秋は、植えるのをやめようと思ったんですけど、種球から芽がでているのをみると、かわいそうになったんですね。
で、畝の横に植えたんですけど、時期が遅かったせい . . . 本文を読む
これまでに書いてきたダイコン、ブロッコリー、エンドウもそうですが、数年前から私も不耕起栽培をしています。といっても、低い畝を立てており、そのつどクワをいれますから、完全な不耕起ではありません。主たる動機は、手を抜くことですから、それでいいのです。
やっぱり草はふえますよ。ホウレンソウのなかには、ハコベとヒメオドリコソウが生え、一時期はホウレンソウを押さえてしまいました。それではまずいので、ち . . . 本文を読む
マメ科のものは連作障害がおきやすく、とくにエンドウはそれがひどい。できるだけ輪作を心がけていますが、せまい場所ではどうしてもムリがきます。何年もまえ、エンドウのできがひじょうに悪かったので、それいらい、栽培を休んできました。
でも、やっぱりつくりたい。工夫を重ねてマメ科を休んだ畝に、久しぶりにスナップエンドウを植えました。10月末に種を蒔いたのですが、その後しばらくは暖かかったために、思った . . . 本文を読む
私が毎年栽培するものの1つにブロッコリーがあります。新鮮さがいのちの野菜で、朝取りしてすぐに食べるのがいちばんおいしい。
種子からの育苗は、真夏にかかるし、私はルスが多いしで、とてもムリなので、購入苗を9月に植えます。これにも木炭と鶏糞とをまぜたものを与えました。とてもよく育ち、ことしの冬は近年になく寒かったのに、いたんでもいません。
ブロッコリーは花芽を食べます。最初に大きな頂芽ができ . . . 本文を読む
家庭菜園づくりの本を買って読むと、「冬は作業を休み、畑を休ませる期間です」とありました。ところがわが家のせまい菜園は、冬も休ませず、よくつかっています。
ダイコンはふつう、育ちのよくないものを間引き、育ちすぎるものを間引き、品種の特徴をそなえた平均的なものにそろえます。でも、私は、悪すぎるものは間引きますが、小さいものも、大きいものも、残します。そして密植。
競争に勝って大きくなったもの . . . 本文を読む