中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
593話)華厳寺の修建
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華厳寺は大同の中心部にあり、私たちがよく泊まった雲崗国際酒店の部屋の窓からみえるところです。遼代の創建で、なんども戦火にみまわれ、修建されてきました。最初に建てたのは契丹族なので、その習慣にあわせて東向きに建っているのが特徴。
2008年7月から修理・復原工事がはじまり、このブログでもしばしば取りあげました。ことし9月初めには、その工事も完成に近づいています。写真の奥中央の大きな堂宇が大雄宝殿で歴史的な建造物ですが、奥のほうもそれ以外の楼閣は最近に修復されたもの。
それらのもとの建物は、比較的最近に焼失したものだとききました。で、大同市博物館の学芸員に尋ねたら、「10年ほどまえでしょ」。えっ、そんなことはないでしょう。それだったら、私だって覚えているはず。ほかの人にきいても、よくわかりませんでした。
ただ、梁思成という有名な古建築研究家が、大同の古建築を徹底的に調査し、綿密な調査報告を残しており、それにもとづいて復原している、とききました。梁思成記念館も計画されているそうで、おそらくは華厳寺のなかに建てられるのではないか、ともききました。
手前のほうは、華厳寺広場と呼ばれるもので、いわば門前市。これがまた大きいんですね。かえって華厳寺の荘厳さを損ねているように私には思えます。でも、中国では越大越好(でっかいことはいいことだ)ですね。
2008年7月から修理・復原工事がはじまり、このブログでもしばしば取りあげました。ことし9月初めには、その工事も完成に近づいています。写真の奥中央の大きな堂宇が大雄宝殿で歴史的な建造物ですが、奥のほうもそれ以外の楼閣は最近に修復されたもの。
それらのもとの建物は、比較的最近に焼失したものだとききました。で、大同市博物館の学芸員に尋ねたら、「10年ほどまえでしょ」。えっ、そんなことはないでしょう。それだったら、私だって覚えているはず。ほかの人にきいても、よくわかりませんでした。
ただ、梁思成という有名な古建築研究家が、大同の古建築を徹底的に調査し、綿密な調査報告を残しており、それにもとづいて復原している、とききました。梁思成記念館も計画されているそうで、おそらくは華厳寺のなかに建てられるのではないか、ともききました。
手前のほうは、華厳寺広場と呼ばれるもので、いわば門前市。これがまた大きいんですね。かえって華厳寺の荘厳さを損ねているように私には思えます。でも、中国では越大越好(でっかいことはいいことだ)ですね。
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