372話)谷の奥の樺林

 谷のずっと奥のほうの斜面に、森林がみえてきました。まっ正面と、右側、左側と、大きく3つに分かれています。緑が濃くみえ、固まっているのは、おそらくアブラマツ(油松)の人工林でしょう。そのほかの、緑がやや薄くみえるのは、シラカンバなどカバノキ科の樹木の自然再生林のようです。

 まっ正面のところが、なんとなく気にいったので、そこをめざすことにしました。大同事務所の小郭と小李が同行しているので、「先に行くよ!」と声をかけて、足を速めました。そういうことからいうと、私も、年とともにせっかちになっているようです。

 ちゃんと小さな道があるんですね。いまは灌木などが茂ってきていますけど、あるときまではここらも畑が耕されていたようです。ところどころに石垣が積んであるのは、畑からでてきた石を一か所に固める意味と、それによって段々畑のあぜを補強する意味とがあったようです。いったいどんな人が、こんなところまで通ってきていたのでしょう?
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コメント
 
 
 
Unknown (土八路)
2009-09-25 20:29:04
好极了!郁郁葱葱。上周我骑自行车去了蛤蟆沟,那里也也不错
 
 
 
どれくらいかかりますか? (高見)
2009-09-28 06:54:01
蛤蟆溝って、豊鎮にあるんですよね? 距離はそうはないんでしょうけど、道路が危なくないですか? 私も自転車はすきで、よく乗ります。往復で67kmがこれまでの最長コースです。このコースは上り坂が多くて、さすがにぐったりと疲れました。
 
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