パパの子育て七転八倒

平日仕事が遅く代りに週末に集中して育児してます。ワークライフバランスと[父親が考える育児]がキーワードです。

父親の悩み13  育児とキャリアアップの選択

2007年01月09日 | 仕事と育児
最近の流行後ではないけど、ホワイトカラーエグゼンプションという言葉が流行っている。
われわれサラリーマンから見れば、この用語は、厚生労働省により、今までつけていた残業代を全て裁量労働制にして、全て成績優秀者へお金をつけましょう!と言うトーンしか聞こえない。
まあ、だいたい間違っていないと思います。
そうなれば、産業界の、特に大企業ではあれば残業代といった大きな費用(固定費)を削減でき、さらに生産性が上がるのでもうこれを早く実現したがっているのが目に浮かびます。

しかし、既に裁量労働で働いている私から見ると、「なんだ、今ごろになって」という想いと、「労働者は更に生活を犠牲にして企業に酷使される」ということを発想せざるを得ません。
実際、楽な業界なんて1つもなく、どの業界でも激しい競争が起こっており、さらに外国企業とも戦わなくてはならず、楽な仕事は無いってことはもうわかりきっている。

でも、しかし。と立ち止まって考える。
では、さらに競争に打ち勝つには、自分は会社に対してなにをしたらいいんだろうか?
それは、会社から「お前、いらない」と言われないような、会社にとって、さらには業界にとって必要となる付加価値をつけることだ。

でも、付加価値って?何?
書くととてつもなく長くなってしまうので、簡単に書いてしまうと、成績上位にはいれるほどのエリートか、英語や中国語を操れる国際ビジネズンとか、弁護士や司法書士、CPAやMBAなんかの資格ホルダーになること、でしょうか?

そういう意味では、自分もそのような資格を持ちたいし、人より売って成績残したいし、外国人と渡り合えるだけのスキルを身につけたいとは正直思っている。

でも、できないし、当分はしないと思う。
それをするためのお金が無いわけではない、時間がないのだ。
いや、作ればあるけど、作れた時間は別のことに使うだろう。
それは、子供と接する時間に回したいと思う。

実際考えてみた。
子供と触れ合うことがいかに重要か、という課題の前に、そもそも子供が大きくなってしまうまでの時間が限られている。たっぷり愛情をそそいであげられるのも、5歳までと言われている。

他方、スキルを身に着けるのは本来年齢や時間なんかは関係ないといわれている。極端な話、定年後からでも身に着けようと思えばなんとかなる。
という想いが自分の根底に流れている。

実際、そんな訳ないことは自分で文章を書いていて明らかです。
語学や物事を覚えるのに、やっぱり若くないとなかなか難しいし、資格を取ったからといってすぐにスキルが身に付くわけではなく、それなりに時間も掛かるので、できるだけ早く取り掛かって、スキルアップしたいと誰もが思っているでしょう。

では、今の時点では、なにが1番優先順位が高いのか?
そんなことが簡単に答えが出ていれば、みんなそれに従っているよね!

会社から求められる価値ある人間になること VS 子育てにかける時間を作ること
どっちも大事です。
良くある答えは、「寝る時間を削って、両方の時間をつくる」
いや、既に子育てに参加すること(その時間をつくること)事態が寝る時間を削っていると思ってもいいでしょう。

私の当面の答えは、「子育てにかける時間をできるだけ確保すること」「どうしても避けられない仕事については、やむを得ない分についてのに時間をかけて」過ごすこと。
付加価値を身につけることは一気荷はせず、少しづつ時間をかけること。
ということにしました。

でも、本当はどうすればいいのか?
答えはまだ見つかっていません。