これからの時期、
夏から秋にかけて多いのが 夕立や台風です。
夕立や台風の後に心配なのが
塩害です。
夏の高温下、
海水から蒸散する塩分が
雨雲に含まれていて、
雨と共に地表に落ちるからです。
大気中の水分にも
海水から蒸散した塩分が含まれるため
海抜の低いコースでは
高温多湿時期の
塩害(または潮風)には注意したいところです。
●
塩害とは NaClが蓄積することです。
過剰な塩(Na+Cl-)に対して、
ナトリウム(Na+)を除外するために
動物や植物には
自ら
カリウム(K+)を摂取して
ナトリウムカリウムバランスを保つ働きがあります。
また
動物には
腎臓(じんぞう)などで、
Cl-(塩化物イオン)を
分解洗浄する働きがあります。
植物は臓器がないので
土壌内微生物が分解を行います。
●
グリーンやテイー面の
表層のNaCl残留は
・吸肥を鈍らせる
・衰退、根腐れ
・土壌のシルト化(透水不良)
などをもたらすために
夕立後、台風後、高温多湿時期の
ナトリウム・カリウムバランスは特に
気をつけたいところです。
●
おすすめの資材としては
ナトリウム(Na+)の蓄積は
カリウム(K+)資材
*「ミスト6号(8-6-24)」
*「ミスト12号(3-18-18)」
*「ミスト10号亜リン酸(0-29-26)」
や
カルシウム(Ca++) や マグネシウム(Mg++)資材
*「カル・マグ・マックス(7-0-3)」
でイオン交換により分解できます。
また
塩化物イオン(Cl-)の蓄積は
高品質なフミン酸で分離・分解・洗浄できます。
*「エッセンシャル・プラス」がおすすめです!
←塩害 ←「エッセンシャル」施肥後
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よろしくお願いします!
(^^)
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