hiroべの気まま部屋

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書道・最近の作品(行書:始制文字・・・)

2013-06-08 10:26:00 | 書道
 行書による四体千字文の臨書、最近の作品の紹介です。

 楷書から行書に移って6回目の作品紹介ですが、相変わらず難しいですね。
学校の習字の時間以外では教えてもらっていないので当然ですが、その理由には2つほどあります。

 一つは筆順です。楷書はネットで調べれますが、行書は無いのです。
おそらく、崩し方の基本があるのでしょうが、手本から想像して書いています。

 もう一つは崩しがほとんどない文字です。楷書との違いをどう出すのか分からないですね。
どうしても楷書調になってしまいます。

 では、今回の作品です。

 (手本)
 

 (作品)
 

 【意味】

 始制文字(しせいもんじ):黄帝の時、はじめて文字を蒼頡(そうけつ)という人が鳥の足跡をヒントにつくった
 乃服衣裳(たいふくいしょう):黄帝の時、上下の衣服を胡曹(こそう)という人がつくった
 推位讓國(すいいじょうこく):世が進み仁義・道徳を重んじるようになると、聖人が君の位を推し、賢者に国をゆずり世を治めさせた
 有虞陶唐(ゆうぐとうとう):帝尭(ぎょう)陶唐氏は舜を推し帝位につき、帝舜有虞氏は禹(う)をあげて国を譲られたという