hiroべの気まま部屋

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弓道再開、和弓とは(その4):弓の構造について

2014-03-16 10:07:46 | 弓道
 金曜日に約1年半ぶりに弓を引いてきました。

 右肩痛で治療中でしたが、昨晩秋にはだいぶ良くなっていました。それでも、暖かくなってからと
思っていて、やっと暖かくなって来ましたので、府中の弓道場に出かけてみました。

 一昨年秋に3回ほど引いて、その前は半年ほど引いていなかったので、実質的には2年ほど空いていた
ことになります。

 結果は散々で、あらぬ彼方に矢が飛んでいってしまい、練習の人が少なくて幸いでした。

 肩も、久しぶりのことで、結構負担がかかったようです。今も結構痛いですね。

 通っている整体の先生も、少々痛くても我慢して続けることが大事との話でしたし、少し
調整しないと弓になりませんので、少なくとも週1回は行きたいと思っています。

 それに、道場、弓を引かなくても、正座して雰囲気を味わっているだけでも、やはり落ち着いていいですね。

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 さて、和弓の話、だいぶ間があきましたが、4回目の今日は「弓の構造」についてです。

 詳しくはこちらを見てください。なお、ここでは一般の弓道で使用される和弓を対象しています。

 ポイントは以下のとおりです。

 ①素材は:竹(竹弓)とグラスファイバー製(グラス弓)がある
   なお、竹製の弓は、一枚の竹ではなく、二枚の竹の間に、芯材を挟みこんだ構造となっています。
   芯材は数本(通常3から5枚)の竹製のヒゴ重ね、その両側を木でさらに挟みこんでいます。

   弓の断面写真
   

   グラス弓は、丁度私が学生時代ですから、45年ほど前から登場したものです。竹弓より安価ということで、
   初心者や学生などに広く普及しています。最近では、個人向けの注文生産品もあるようです。

 ②長さは:2m強の長さがあり、「並寸(なみすん)」七尺三寸(約221cm)を標準として、「二寸伸び(にすんのび)」七尺五寸(約227cm)、
  「四寸伸び(よんすんのび)」七尺七寸(約233cm)などありますが、身長(手の長さ)により高い人ほど、長い弓を使用します。

 ③握り(弓を持つところ)の位置が洋弓が、上下の中心のあるのに対して、下から三分の一の位置にあり、そのことが
  和弓の優美さを形作っています。