
(新印象派展HPより転載 ジョルジュ・スーラ《セーヌ川、クールブヴォワにて》1885年)
昨日は、例の無料コンサートで上野の東京文化会館へ行ってきました。
妻は行かないということで、こんな時は行動範囲が広がります。夜のコンサートのため
その前に、絵でも見ようかと、始まったばかりの「ルーヴル美術館展」(新国立美術館)へ
行こうと思ったのですが、昨日は休館日でした。
そんな訳で、上野公園で開催中のものを調べたところ、「新印象派展」というのを開催中のため
コンサート前に、東京都美術館にまずは行くこととしました。
いわゆる「点描画」の世界です。
代表者のスーラから始まって、およそ100点の作品が、点描の点にしたら何個になるんでしょうね。
最後には、マティスに繋がります。マティスの初期の点描画の小品も展示されていました。
風景画を中心に同じような作品が続きましたが、不思議と飽きないですね。見やすい絵、ということから
何でしょうか?
一方、これはとじっくり立ち止まる絵も少なかったように思います。
そんな中の何点か、これいいな、という絵ありました。

(新印象派展HPより転載 ジョルジュ・モレン《日没》 1891年 油彩、カンヴァス 55×67cm)
綺麗な風景画や人物画の中に、生活感を感じる絵が混じって、何やらホッとしました。
ということで、印象派展はここまで、コンサートの方は明日ご紹介します。