
日曜日夕のクラシックの時間、昨日は、NHKで放送され録画しておいた神奈川フィルの演奏から2曲を。
1曲目は、ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」、そうしてもう1曲はウェーバーの
「クラリネット協奏曲第1番」でした。
まずはヒンデミット、ドイツの現代作曲家で、ネットでみると多くの曲を作ったようですが、代表曲というか
よく取り上げられる曲は今回の作品など決して多くはないです。
作品は現代音楽の特徴がよく出ていますが、何やらマンガチックな要素が感じられて、楽しい曲になっています。
私も初めて聴いてからはもうずいぶん経ちますが、ふと思い出して聴く曲の一つになっています。

そしてウェーバーですが、ウェーバーといえば「歌劇」ということになるのでしょうか、ということで実際に
ウェーバーを聴く機会というと、歌劇の前奏曲などとなっています。
そんなウェーバーの協奏曲、これがまさにウェーバーでした。雄大な協奏曲となっています。優しいクラリネットの
音色、すぐにモーツァルトのそれを思い出しますが、そのイメージとは違った、力強いクラリネットが鳴り響きました。
初めて聴く曲がですが、先週同様、聴いていない素晴らしい曲まだまだ沢山ありそうです。
以上の2曲、若き常任指揮者川瀬賢太郎に導かれた神奈川フィルの演奏も素晴らしかったです。一度生で聴きたいですね。