(yahoo画像検索より)
日曜日の邦画の時間、11日観たのは吉永小百合主演の「ふしぎな岬の物語」です。
ネットで調べると、千葉に実際にある岬のカフェをモチーフにした小説(『虹の岬の喫茶店』)の映画化で、2014年に公開されています。いつもどおり、WOWOWで放送されたものを録画しておいたものです。
吉永さんが企画担当したということですが、岬カフェの未亡人役悦ちゃんを吉永小百合、その悦ちゃんにあこがれる甥浩司役を阿部寛、喫茶店の常連客タニさんに 鶴瓶、漁師に 笹野高史、医師に 米倉斉加年、坊主に 石橋蓮司、牧師に 中原丈雄、浩司の先生に吉幾三、漁師の出戻り娘に竹内結子、そのほか落語家の昇太、その逃げ出した嫁に小池栄子、村のイベントのバンド役でブラザーズ5が登場と、ともかく豪華俳優陣。
物語は、この種の映画の特徴、基本淡々と進みますが、岬カフェにやってきた父娘の娘がそこにかかった絵(悦子の夫の描いた虹の絵)を観て、「やっぱりあった!」と。虹を追って娘の言う通りここに来たら、と父親が悦子に話します。
ということで、題名にもあるとおり、ちょっぴり不思議な、ファンタジーな要素も含んだ、それでいて基本は人間ドラマが展開します。
2時間を超すそれなりに長い映画ですが、豪華出演陣の演技を観ているだけでも十分満足できます。そういえば、米倉さんはこれが遺作となったのですが、亡くなったときのニュースで、この映画の出演のことが取り上げあられていたのを何となく思い出します。
お勧め映画です。是非どうぞ!