hiroべの気まま部屋

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自宅映画(邦画):男はつらいよ/寅次郎恋歌

2017-06-26 11:10:20 | 映画

(yahoo画像検索より)


 日曜日の邦画の時間、昨日は寅さんシリーズから「男はつらいよ/寅次郎恋歌」(シリーズ8作目、1971年12月公開)でした。

 さくらの夫、博のお母さんが亡くなり、寅さんも葬式に参列します。一人になったお父さん(志村喬)が寂しかろうと、寅さんしばらくそこにとどまります。
 寅さんが博のお父さんの所にいる間に、柴又では虎屋に近所に喫茶店を開いたという小学生の子供を持つ未亡人貴子(池内淳子)が挨拶にきます。そんな折、博のお父さんに、家族の温かさ教えられた寅さんが帰ってきます。

 虎屋一家、何とか寅さんに貴子のことを知られまいとしますが、結局、寅さんは貴子に会ってしまいます。その後はいつもの展開となるわけです。

 寅さんシリーズ、釣りバカ日誌シリーズと交代で観ていますが、釣りバカがドタバタ物とすると、寅さんは「人情物」といえそうです。したがって、常に笑いの連続というこことでもないのですが、今回は特に盛り上がらずに笑いも少なく終わってしまいます。
 テーマが「家族のぬくもり」ということだったのでしょうかね。何やらしみじみと展開します。寅さんもフラれる前に自ら身を引いてしまって、それも尻切れトンボの感じになったのかもしれません。

 とは言え、なんといっても、池内さんは綺麗でしたね。それだけで、観る価値十分です。それと、志村さんの演技さすがです。喜劇でも存在感十分です。
 そうそう、飲み屋の飲み仲間を寅さんが虎屋に連れてきますが、その役は谷村晶彦さん、落語のはっつぁん、くまさんのイメージで好きでしたね。懐かしかったです。