たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「ギルティクラウン」。

2012年04月22日 23時05分02秒 | TVアニメ鑑賞記録
 ノイタミナ枠のオリジナル作品ということで観始めました。正直なところキャスティングに複雑な思いもあったので、最初は「観るかなどうするかな」的な感じでした(汗)。勿論悪く言うつもりはないけど、いつの時代も一部に偏る傾向は変わりませんね(汗)。

 そんな愚痴めいた話は脇に置いておいて。設定はスクライドやルルーシュを思わせる感じ?災厄が原因で特殊能力が人間にも持てるようになったり、罪を背負い敢えて強権を振るったり、過去作品を想像させるものがありました(メインライターはルルの方だったかと?)。物語が進むにつれて徐々に独自の世界を構築しいつしか作品に引き込まれていた気がします。

 突然(本当は必然)王の力を持たされた主人公の集が、たくさん迷って間違えて自分の答えを見つける過程がとにかく丹念に描かれてましたね。一緒に観ていたダンナが「ええー?!(もう終盤なのに)まだ悩むの?(苦笑)」って言ってたくらいに(爆)。

 なので一番大事な謎解明の部分はクライマックス直前と、だいぶ待たされた感が(汗)。自分的には真名のことが一番謎で最後までよく理解出来なかったです。いつか解説本(ムック)出ると良いのですが…。

 そんな本筋以上に良かったのは、集を取り巻く人間関係。運命を変えた葬儀社メンバーとの出会い、学校の友人達とのいさかい、そして予期せぬ別れのひとつひとつが心に沁みました。中でも、祭の最期と20話颯太との会話は危うく涙腺が崩壊しそうに…。

 キャラクターでは谷尋に途中から大ハマり(爆)。イケメンで大宙君ヴォイスがカッコ良くって不器用だけど集を大事に思ってくれてるところが大好きでした。

 最後は、ルルーシュのように集が罪を全て被って消えるのかと心配になりましたが、そんなことなくて良かったです。いのりは…なかなかあの世界に残るのは難しい、ですよね(涙)。

 作画も全体的に安定していて男子キャラはイケメン多いし、女子キャラはかわいいし、ボイドの武器はカッコ良いしで、最終的には大好きなアニメになりました。萌えアニメが多い最近ですが、出来ればこういうヒーローもの的なアクション的なSF的な作品にはもっと頑張ってもらいたいです!(切実)

 あ、大事なことなのにすっかり忘れていました…ギルクラと言えば歌!後半のOPとEDにはどハマりして今でも時々無限ループの罠に嵌っています。本編見た後ED曲「告白」が流れると切なくて泣きそうになりました。観終わってから改めて聴いたOP曲「The Everlasting Guilty Crown」も歌詞が深いのとサビのメロディーのインパクトにすっかりやられています。Supercellさんのことも少し調べましたが、人気ある方達だったのですね…知らなかった!(汗)
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