たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!ホグワーツレガシー絶賛プレイ中♪

レコーダー録画鑑賞「UN-GO」。

2012年06月25日 10時58分56秒 | TVアニメ鑑賞記録
 観終わったの、数か月以上前?(爆)これも感想書くの難しいなって思って放置してきたのです(汗)。真面目に難しい…のでもうさっくりいきます(大汗)。

 坂口安吾の作品をベースにしているところが斬新で惹きつけられたところなんですが、ちゃんと原作の空気を近未来風な架空の時代に持ち込んでいることにひたすら驚き!

 内容は戦争、終戦、反体制という、最近のアニメには見られない骨太な設定で、ずんずん心に響きました。TVドラマや映画も含めて、こういうテーマはなかなか描かないというか描けないだけに貴重な作品だったと思います。自分の学生時代、キャンパスにまだ少し学生運動の名残があったので余計にそう感じました。

 事件解決に欠かせない因果の特殊能力(因果論観ていません)もサイコホラーっぽくて好きです。その因果に手を焼きつつも大事にしている新十郎のイケメンっぷりもステキ♪pakoさんの絵は絶対アニメ向きですね(是非SRXもアニメに!)。

 勝地君は劇場版ガンダム00のゲストキャラ役でしたね。正直声の演技は「?」なんですが(おい)、話数を重ねるごとに新十郎とシンクロしてました。少し棒読みっぽいところもどこか投げやりな感じに聞こえて新十郎らしかったです。時代に対してどこか諦めているようで、実は足掻こうとしている青さが彼の良いところだなと。

 なので、出来たら続編作って欲しいです…是非に!
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レコーダー録画鑑賞「少女革命ウテナ」。

2012年06月25日 10時27分55秒 | TVアニメ鑑賞記録
 観終わったのは数カ月前(爆)。これ、感想書くの難しい…ピンドラも結局上手く書けなかったし(汗)。なので、ずっと放置してました、すみません(大汗)

 リアル放映時から注目が大きかった作品でしたが、ちょうど子育て真っ最中だったのでここまで観るのが遅くなってしまいました。ピングドラムを観たのがきっかけでAT-X放映のを録画開始。ここで逃したらきっともう観る機会はなかったかも…。

 作画的なものは、その昔の技術だったり優秀なスタッフに恵まれてなかったりで残念な部分が多いですが、その代わり脚本と演出がすごいですね。さすが幾原監督作品!

 薔薇の花嫁を自分のものにする為に戦うデュエリスト達、彼らの願望が皆切なく重く暗いのにまずめげそうになります(汗)。1回デュエルしただけでは綺麗に解決しないのもある意味リアルでこわいなとも思いました。ほんのすれ違いや思い込みで大切な人と心が繋げない悲しさに観ているこちらも心が重くなります。それでも、最後には少しずつ解きほぐされているなと分かったのでホッとしました。

 長い時間を掛けた暁生の独善的な、囚われたアンシーを助けて身も心も自分のものにしたい、という願いがアンシーの変化であっけなく壊れてしまうのが非情でした。そして最終回、ウテナという存在が世界から消えてしまった時、初めて彼女はこの作品の最初から空気と同様な存在だったんだと気付きました。同時に悲しさと切なさも…。

 少し大人になったアンシーが外の世界でウテナを見つけることが出来たら…と願わずにはいられません。

 そして、ウテナ役の故川上とも子さん…ウテナの内面の変化、少年っぽい喋り方の中に濃いという心情を知った後の女の子らしい恥じらいを演じておられて、とてもステキでした。もう二度とこの声を聞けないのが悲しいです。
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レコーダー録画鑑賞「東のエデン」(劇場版2作含む)。

2012年06月25日 09時55分49秒 | TVアニメ鑑賞記録
 観終わったのはちょっと前ですが、感想がまとまらないというか話が難し過ぎるので、なかなか書くところまでいかなかった(汗)。それでも頑張って少し書いてみます(じゃないと忘れる/汗)。

 本放送時(2009年)から興味あったものの、きっかけが掴めずにいたところ、CSで一挙放映されたので速攻録画。TV版全話→劇場版2作と観ました。これら全部観て初めて東のエデンは完結するんですね。少しずるいやり方だと思いましたが、おそらくTV版では2クール放映出来ない事情があったのだなと察してます。全作通して作画がキレイだったしこれはこれで良かったのでは。

 リアル放映時からたった3年しか経っていないのに、物語で盛んに使われる『ニート』は現在差別的意味があるからなのか、現在は余り見聞きしなくなりました。時代のサイクルが早まってるとこんなところで実感したり。

 とにかくこのアニメ、1シーンに詰め込まれた情報量が半端無く多い!たぶん1回観ただけでは逃していることもたくさんあるはず(その上流して観てた部分も多々/汗)。最初はちんぷんかんぷんだったセレソンゲームもTV版の最後くらいで少し意味が分かってきたくらいですから(汗)。

 ゲームと称して時には危険な戦いもするセレソン達も皆すごい人(キャラ的に)ばかりでした(華ヤカの正様だった宮内さんの物部カッコ良かった!)。が、それ以上に咲のサークル仲間、平沢、大杉、みっちょん、おネェ、春日、そしてパンツ師匠(爆)、じゃなかった板津が力を合わせて現状を変えていこうと奮闘する姿が観ていてとても気持ち良かったです。特に小者感溢れていた大杉の成長ぶりには驚き!最後はとてもカッコ良かったな~☆

 記憶喪失で登場したまま、最後まではっきりと素性が判明しなかった、滝沢はまるで時代の空気みたいな男の子。掴みどころがないまま消えてしまって…不思議な感覚だけが残った気がします。かなり難しい役だったと思いますが、良平君の自然体演技は素晴らしかったです。

 滝沢がいつか咲の前に戻ってきますように…。
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レコーダー録画鑑賞「妖狐×僕SS (いぬぼくシークレット)」。

2012年06月25日 09時21分07秒 | TVアニメ鑑賞記録
 ネット上で話題だったのとキャストさん豪華ということで、特に是非観たいという訳ではなかったのですが、第1話除く全話を録画してから一気見しました。勿論原作コミックスは未読です(爆)。

 1クール12話でしたが、メインの凛々蝶と御狐神の関係を丁寧に描いてきちんとエンディングまで見せてくれました。主人公(だよね?)の凛々蝶が徐々に心を開いていく過程で、ところどころに心に残る言葉(「人生は出会いで出来ている」など)が印象的な物語です。

 11話のほぼ御狐神モノローグ編と12話の最終回にはとても感動しました。凛々蝶の告白とそれに答える御狐神のシーンがまるで乙女ゲームのGOOD ENDみたいできゅんきゅんしまくり!

 妖怪先祖返りの血統が生み出す悲劇は、表現抑え目でしたがフルバを思い出させる重さ。崇め祀られたとしても疎まれ隔絶されたとしても、妖館の住人達が持つ孤独感は共通していました。出来れば他のキャラクター達の過去も知りたいし、動いた話(活劇的なもの)も観てみたいです。

 キャストさんはどのキャラもぴったりで全く違和感が無いのがすごい!悠一君は冷たい悪役がどちらかと言えば自分内イメージなのですが、こういう優しさ悲しさを湛えたキャラもステキだなと思いました。一見やる気なさそうででもさりげなく助言をくれる連勝の細谷君も良かったです。
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