今日のアニメ感想。ソーマ遠月列車編(23話)、東京喰種:Re(12話)、ひそまそ (11話)。

　さぁ春アニメ、最終回ラッシュだ！と思いきや、自分が視聴しているアニメの最終回が少ない！(爆)そこかしこで万策尽きている状況は明らかに超のつく異常です。

　食戟のソーマ 遠月列車編(23話)→東京喰種:Re(12話)→ひそねとまそたん(11話)、でした。

　食戟のソーマ 遠月列車編…2クールって、前クールも含めてだったのか…がっくり。勝負はここから！で終わるのですね…原作との並走は大変ですね(汗)。

　東京喰種:Re…分割2クールっぽいのでまとめ感想は続編終わってからにしますね。不知(しらす)の死が何となくストーリーの都合に見えて、ちょっとモヤモヤ。月山もですが、旧メインキャラは優遇されている気がしてなりません。カネキ覚醒からが本当の続編だから、余計に新キャラの存在意義を疑問に感じるのです。クインクス班は今後どうなるんだろう…。

　ひそねとまそたん…ひそねの身勝手な行動に視聴者からもブーイング多いでしょうが、これも意識的に感情を逆なでする意図があってやっていると考えます。かつての岡田脚本作品に必ずある、観ている側の感情を大いに刺激する特定のキャラクターの言動。わかっていても踊らされ怒ったり呆れたりすると、策にはまっった気がして若干悔しいです(苦笑)。ひそね的にはちゃんと悩んでの決断だときちと弁明はされてるので、まあまあ許される？柿安の釘宮さんがとても良かったです。彼女の複雑な思いがひそねへの風当たりをマイルドにしてくれたように思います。そして最終回、予定通りの人柱…。

　いよいよ、来週から新番組録画予約ラッシュ！放映局と時間未定のアニメもまだいくつかあって、大丈夫？と心配になります。

CS録画鑑賞「フラクタル」(2周目)。

　2周目と言うことでさっくりと(汗)。初見では展開の早さに追いつけず、モヤモヤしたまま観終わった作品でしたが、改めて観直し、発表された時期が早過ぎて勿体無かったという感想に変わりました。時代がようやく作品の設定に追いついた気がします。

　あ、でも虐殺器官やハーモニーは同じ時期に発表されていますね(汗)。でもやはり今観たり読んだりしたほうがはるかにしっくりくる気が。

　端末を埋め込まれ、フラクタルシステムにすべてを管理される世界。反抗する勢力との戦い、もしくは半共存。そしてシステムを管理するのは機械(無機物)ではなく、DNA的に選ばれた人間(有機物)。この辺ちょっとだけシヴィラシステムっぽい？

　悲劇は、システム立ち上げの生贄に選ばれたのがごく普通の高校生女子(と思われ)であり、そのDNAがクローン生成の形で延々と引き継がれてきたこと。生命倫理より新世界の構築を選んだ大人達のエゴが酷過ぎる。その代表格があのエロ副司祭？でもちょっとわざとらしく、ストーリーでも何かと性的な表現を多用し、不愉快にさせていました。たぶん意識的。まだその意図は自分には理解しきれません(汗)

　クレインの時代ではそれまでと変わらない生活が続くけれど、以降のシステム更新は無しになっている。観ている側にその先の未来を見せてもらえないのはちょっと…尺の関係も少なくないと思われますが(汗)。なんでも皆さんの想像にお任せします、はつまらないと思います。作り手、特に監督の考えも観たかった、です…。シリーズ構成の岡田さんは話を重くするだけ重くして投げっぱなしにした…と思いたくない(苦笑)

　最後に、クレインの小林ゆうさんは最高に良かった！どうしてリアタイ時気づかなかったんだろう(大汗)

CS録画鑑賞「ReLIFE完結編」。

　OVAとして作られた、TV版の続編で完結編。さすがのAT-X、きっちり放映してくれて感謝です。

　日代も被験者、しかも2年目というオチで終わっただけに、当たり前に海崎を彼女の行く末だけが気がかりでした。話数が少ない(尺足りない)こともあり、この二人の関係のみに焦点を絞りエンディングまで描き切った形でしたね。ベタベタ王道のハッピーエンドを見届けることが出来、安堵しました。お互い大人だけに、リアル高校生達のようにふるまえないところが逆にハラハラさせて、おもしろかったです。

　心残りは、おそらく尺の関係で切られたであろう、リアル高校生組の恋愛模様その後や、もしかしてリアル海崎と彼らがどこかで出会うであろうIF、そしてサポート員の夜明と杏のその後。夜明もいろいろあるはずのキャラクター。スピンオフなどあればもっと楽しめたことでしょう。しかし、これ以上は原作読むしかなさそう(汗)

　いろいろ無茶な設定、主に記憶操作の部分などありましたが、タイムリープではない方法で大人が人生をやり直す設定として、かなり新しい切り口を見せてくれたと思っています。声優陣も安定の実力者揃いで安心して観ることが出来ました。