4月7日に観に行ってきました。主演が松山ケンイチさん、長澤まさみさんと人気の俳優さんということもあり、平日でも10人くらいの観客。
介護問題に深く切り込んだ作品ということで、訪問介護の仕事内容や介護する家族の問題など丁寧に描写していて、だからこそ主人公である斯波の殺人が本人の言う「救い」にも見えました。実際、解放され落ち着きを取り戻す家族達がそこにいて、難しい問題だと思います。
その正義と真実に迫る過程が、斯波と対面する検事である大友の変化から読み取ることが出来る流れになっていて、母親を有料老人ホームに入所させたこと、疎遠だった父親のSOSを受け取らなかったことへの悔いへと繋がっていきます。その心の揺れに観ている側も共感していく演出が良かったです。
俳優では、斯波の父親役だった柄本明さんの演技がとても心に残りました。
介護問題に深く切り込んだ作品ということで、訪問介護の仕事内容や介護する家族の問題など丁寧に描写していて、だからこそ主人公である斯波の殺人が本人の言う「救い」にも見えました。実際、解放され落ち着きを取り戻す家族達がそこにいて、難しい問題だと思います。
その正義と真実に迫る過程が、斯波と対面する検事である大友の変化から読み取ることが出来る流れになっていて、母親を有料老人ホームに入所させたこと、疎遠だった父親のSOSを受け取らなかったことへの悔いへと繋がっていきます。その心の揺れに観ている側も共感していく演出が良かったです。
俳優では、斯波の父親役だった柄本明さんの演技がとても心に残りました。
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