劇団ヘロヘロＱカムパニー第40回公演「タイムアフターレコーディング」観てきました。

　ダンナと二人で7月1日夜公演を観に行ってきました。ヘロQ公演はいつも観に行きたいと思っているのですが、タイミングがなかなか合わず…久しぶりの観劇。チケットがあまりはけていなかった時に入手したのでかなり前の方で観られてラッキー♪

　今作は、1978年当時のTVアニメアフレコ現場が舞台。その時代設定からしていろいろ懐かし過ぎる！！声を入れるアニメ作品も〇ルテ〇Ⅴがモチーフ…最終回の内容もギリギリを攻めていてその著作権ライン超えるか？？なところにどきどきハラハラ！(爆)

　スポンサーのおもちゃ会社倒産とか、番組差し替え、納品間際のアフレコ…あるある過ぎる！！雑誌OUTやらボブソンのバッグやらファッションから調度品などの小道具まで当時の時代背景をトレースした世界観の作り込みに圧倒されました。知ってる世代だからこそ共感しちゃいます。

　70年代リスペクトだけでなく、ストーリーもかなり緻密に練られ、現代にもその先にも繋がる壮大な展開、きっとハッピーエンドだろうと予想していてもそこに至るまでの過程で何が起こるか予測出来なくて、どうなるんだろうと先がどんどん気になっていきました。未来改変が絡んでくるとは思わなかった…(いやタイトル観れば予想出来るんじゃ…全然情報を入れずタイトルも気にしていない/爆)。

　トラブルを次々に乗り越えた末にアフレコが終了し納品出来た時はホッとしました。やはり作品は打ち切りや消滅ではなく最終回までオンエアして欲しい。その先にきっと良き未来がある、と信じる智一君の主人公が良かったです。智一君のアニメや特撮ヒーローへの愛を強く感じましたよ～！

　そうそう！日替わりゲストの井上和彦さん！70年代後半はどストライクですね～。相変わらずダンディな方でした。島村ジョーの秘話(加速装置！)だったりニャンコ先生似のセリフ(この日アニメ5期の発表あった)喋ってくれたりと短い時間ながら大いに楽しませていただきました。

　次回公演も楽しみにしています！