「劇場版 HUMAN LOST 人間失格」観てきました。

　12月1日観に行ってきました。当初観る予定なかったのですが、なんとなく映画観に行きたくなりたまたまやっていたアニメ映画がこの作品だったと言う訳(爆)。

　シドニアの騎士や亜人を作ったポリゴン・ピクチャーズの作品。だからと言う訳ではないんだろうけれど、いろいろなところに前作をイメージさせるものがあり、オリジナリティーはあまり感じられませんでした。勿論、映像の持つ情報量や美しさは素晴らしく劇場版にふさわしいスケールはあったと思いますが…たくさん観過ぎると余計なこと考えてしまうんですよね(汗)

　HUMAN LOSTと呼ばれる化け物は亜人の黒い幽霊に見えてし仕方ないし、葉蔵が死なない体になっているのはまさに亜人…ううむ。

　さらに、自らを傷つけて変身するのは進撃の巨人じゃないかとか、悪魔のようなビジュアルでヒーローをやっている葉蔵はまるでデビルマンだなとか、不死の世界はハーモニーだろうとか、過去作のオマージュ(いやネタか)がふんだんに盛り込まれていて、元を想像するのが楽しかったです(おい)。HELLO WORLDではありませんが、全く何にも影響受けない作品など無いですからね。楽しめればOK的な？

　ただ、万人受けする内容ではなく、特に地方映画館では1週間で上映回数が激減する作品。後々記憶に残るのかは疑問です…キャストはめちゃくちゃ豪華なのに(ゴジラ3部作と丸かぶりらしい…)。