予算が潤沢にあれば、カメラマンも機材も現場に呼ぶことができて
ある意味、理想的なスイッチング収録もしくはマルチカメラで
パラ収録ができる。
でも、時代が変わり、舞台と利用するだけでも予算が掛かるので
撮影まで予算がかけられない案件もある、むしろそっちのほうが
多いのではと思う。
カメラマンのエゴではないけど、クライアントさんから
テレビ番組のようなカメラが沢山ある収録が
あとから観ていてカッコいいと思う、と言われてしまえば
何とかして、希望を叶えたいというのが心情である。
とはいえ、ひとりでマルチカメラをするのは
無人化しているカメラがあるので、どうしても
家庭用のビデオカメラになってしまう。
業務用、放送用は筐体もある程度大きいので
無人化するのは忍びない。万が一、倒れても
大けがをしないのが、家庭ビデオカメラだと
思う。もちろん、転倒しないように
ウエイトで固定したり、人が触れないように囲いをするが
軽いことに越したことは無い。
ただ、厳密にいうと編集段階でも
色味が完全に一致しないんだよなぁーと思う。
あたしの場合、ソニーで統一はしているものの
微妙に調整しきれない。
人肌基準ではあるが、厳密にはむりである。
でも、それはソレ、これはコレとして
割り切っている。
違和感があるのは論外だが、
クライアントさんが、色味よりカメラアングルで喜んでもらえるなら、
色味にこだわる必要はないと思うし、
むしろ、手ごろな値段で、舞台収録の案件が増えれば
薄利多売じゃないけど、自分としても悪くない。
むしろ、これを基準に、手ごろな案件で新規を
狙うのもある。
立場によって、色味が気になる 気にならないとは
思うけど、そんな感じの仕事を日々、手掛けています。