辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

とある光景、やはり、ディレクターさんの気持ちがよく分かるなー。

2016-10-26 05:35:41 | 日本の情景
先日、とある局のとある番組取材で
ディレクターさんと新人ADさんが同行する機会があった。

新人さんといってもまだ未成年で、
これから20歳となる、本当の意味の新人さん。

で、新人のお約束といえば、
取材でもブツ撮りでも、今、自分が何をしたらいいのか
分からない。でも、ただじっとしているのが関の山である。

そして、撮影現場からの帰りの車中で
ディレクターさんからADさんに喝が入る。

その時、二人は隣同士に座っていたのだが、
ADさんが事もあろうに、スマホゲームで遊びながら
受け答えをしていた。

やっぱ、怒られるよなーと思いつつも
案の定、ゲームの事で怒られるわけであったが
やはり、ADさんのコレが現実である。
自分もDの気持ちが痛いほど分ける。

ここ数年、新人というワードで
現場に投入されるヒトが多いけど
本当にこの仕事がしたくて現場に来ているヒトは
少ないと思う、要は「取りあえず」的なような
雰囲気が強い。

そんな新人さんを否定はしたく無いけど、
人任せ的な雰囲気が強く、自主性とかが薄いので
現場で、アレコレ私からお願いと指示する事が多い。

でもね、新人さんなら、それ相応な心構えとか
もう少し、がっつくくらいの行動があっても良さそうだけどね、と、感じつつ
思う自分である。

自分の新人時代も、怒られた事は多いけど、
取りあえず、分からない事もあるけど、それ相応に行動が
先に出ていたし、手や足を先に動かしていた。

そして、新人なりにDの立場を奪おうと
試行錯誤しながら制作現場に臨み、技術もいろんな現場に連れて行って
もらうがために、会社に必死でついて行った時期もあった。

今の時代の普通かもしれないけど、
草食系の若手の現状かもしれない。。。

ガツガツするのが、美しいとまでは言いませんが、
仮にも撮影現場に出ているのなら、
ディレクターさんの、性格とか好みとか早くつかんで
いい関係を築いてほしいなぁーと感じた。

カセットテープも再ブレイク、でも、国産での製造がいいなぁー、無理だけど。

2016-10-25 08:01:09 | オーディオ
このたび 日立マクセルさんが
カセットテープ UDシリーズを累計6万本の予定で
再度、発売する。

しかも、国内製造といわれている。

ちょっとこれは見逃せないですね。

ソニーのカセットデッキ 666の3ヘッドがある。
しかし、海外製造のテープは表面が荒いのか、
ドロップアウトが頻繁で、イマイチ、音が濁る。

で、デッキのメカ的な故障かなと思ったが、
所蔵している、国産のカセットテープでは
殆どそれが感じられない。

同じノーマルテープなんですが、古くても国産が良く、
新しくても海外製造は、イマイチである。

同じメーカーの、同じくらいのランクのカセットテープで
こんなに差がある。

あの幅で、Hi-Fiが再現できるのか?と、今の人は思うけど、
しっかりしたカセットデッキであれば、かなり、低域も広域も再生できる。

カセットテープには、微妙に違いがあり
厳密にいうと、録音するときに音声信号と一緒に
「バイアス」という、搬送波みたいな交流を掛ける、
その加減で、ノーマルテープでも適正なバイアスをかけて録音すると
結構、いい感じに録れる。

マニアックな話になるが、3ヘッド方式で、録音しながら再生できる
デッキであれば、バイアスの確認がしやすい。

まぁ、ヘッドも保守パーツが殆どなく、あの、松下系のミツミ電子も
パーツを作っていません。

だから、修理はできても肝心なヘッドがないという悲しい現状である。

単価としては、3000円くらいの保守パーツであるが、
既存のパーツが稀で、10倍の30000円で売買されている。

と、言った具合。

今回、マクセルのテープを購入して
昔の気分に浸りたいくらいである。

もちろん、当時使っていたラジカセもあるので、
秋の夜長をカセットテープのアナログ的な感触を
楽しもうと思う。。。

パワーアンプの修理は、非常に面白い! これぞ、オーディオマニアの真骨頂かな。。。

2016-10-24 20:39:45 | オーディオ
趣味の範疇を超え、修理をしています。

サンスイ パイオニア ヤマハ テクニクスと
1960年から80のパワーアンプ プリメインと
数多く手がけてきました。

一番好きなのは、テクニクス。
修理マニュアルも取り揃えていていて、保守パーツや
代替パーツも確保しているので、修理を楽しんでいます。

なぜ、修理にはまったのだろうか。。。
やはり、小学生の頃に読んだ、オーディオ雑誌に掲載されている
機種への憧れだと思う。

当時、12ボルトのバッテリーを自転車に積んで
カーステレオを鳴らしていた小学生は私です。

そのあとに、そんな光景をあちこちで見かけるようになり、
つまらなくなって、やめた経緯もあります。。。

今、ダウンサイジングで、スピーカー アンプの組み合わせでも
2キロ程度と軽いんです。

やはりオーディオとは、座敷に鎮座しているイメージしかないので
大きなものしか興味ないんです。

まぁ、修理マニュアルがなくとも
パワーアンプの修理はコツをつかめば、安全んかつ確実に修理することが可能です。

修理のコツとしては、、、

その1、、、
ヒューズが切れているか否かで、どこが壊れているかわかる。
マニア的な話だけど、ヒューズが切れるっていうことは
それだけ電力を使う箇所がNGということ、つまり、
パワー段という、直接スピーカーをドライブさせるトランジスターが
NGなことが多い、アンプには、オーディオ信号の入力を監視する入力段もあるが、
入力段がNGなだけでは、アンプのプロテクトが動作することが多く
よっぽど、出力段へ漏電しない限りヒューズは飛ばない。
だから、ヒューズが切れている症状は、初見でも修理がしやすい。


その2、、、
互換性のあるパーツでやりくりする。
ここ数年だと思う、トランジスタからFETへと変わり
トランジスタそのもののパーツも姿を消しつつある。
トランジスタは3本の脚があって役割が違う、
でも、年代がかわると、代替の型番である
新しいトランジスタが出ているので、それで代用できる。
時には、プリント基板の回路を変える、改修作業が必要だが、冷静に
追求すれば難しくない。
この辺りは、秋葉原のパーツ屋のオヤジさんと仲良くなると
いろんなことを教えてもらえるので、パーツ屋は個人商店の
お得意様となることをお勧めする。


その3、
修理するアンプの電源は、一気に入れない。
鉄則である! 修理する時は、電圧を昇降させられる「スライダック」で
ゼロボルトから徐々に電圧を100ボルトまで上げるのが鉄則である。
大抵、ヒューズが切れるアンプは、電圧が50ボルトほどで切れる。

切れるボルト数で、どのあたりが悪いかもわかるし、
修理するアンプを余計に傷めることも防げる。

その4
同じ機種を手がける。

要は、練習みたいなもの、私も SE-A3というテクニクスのアンプを
10台くらい連続して修理してきた。

可能なら、壊れていないアンプを入手することもお勧めする。
電圧の比較をしたり、挙動がいいか悪いかの判断を完動品と比較できるからである。


と、コツをあげればキリがないが、
私自身、神奈川 東京 埼玉と
修理人へ弟子入りした経緯もあり、そこで、さらに修理技術に磨きをかけた。
アンプに関しては、ほぼ修理することがどのメーカーでも可能である。

日本にないパーツは、アメリカの知り合いのパーツ屋から
取り寄せることも可能なので、三洋製のパワーアンプデバイスも
取り寄せができれば修理が可能である。

また、アナログオーデイオが流行りだしてきたし、
今度は、大型ラジカセの修理に精を出そうかと思う。