樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

はまってけらいん、かだってけらいん

2016-04-23 10:50:13 | 日記

陸前高田市 仮設郵便局前のポスト



震災後、岩手県の標語のひとつ
略して「はまかだ」

「はまって」とは「はまる」
通常使われる意味、「穴にはまる」とか「ゲームにはまる」という
使い方、意味ではなく
「集う」「一緒になる」というような意味らしい。
園児たちに「さあはまっではまっで!」と声をかける時に使う。
「さあ、みんな集まって~!」ということ。

「けらいん」は「~しましょう」に近い

だから、「はまってかだって(語る)」は
皆な集まって語りましょう~!
という意味。
なぜ、こういう標語かというと
震災後一人で悩んでいても深みにはまるだけ
被災者だけでなく広く集い、話す事で
お互い心が癒される効果がある
ということ、らしい。

保健・医療関係者が力をいれて運動を進めている。

熊本の有感地震の多さに当地の被害者の方々も、考えられない多さ
だと驚きを示していらっしゃる。ただし、東日本の震災の場合
津波の脅威が強すぎて、
余震もあったけどそれが消されてるのかもしれないと。
それにしても震度4前後の余震があれだけの回数あると
1回でもドキドキしてしまうのに・・・
不安は想像を絶する。

熊本でも、皆で集まって話す事で少しでも不安が薄まることを
願うばかり