樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

奥能登 珠洲(すず)

2017-10-22 21:45:27 | 日記


週末、台風が来る前に
最終日前日の奥能登国際芸術祭へ行ってみた。


奥能登、珠洲市
朝市で有名な輪島よりまだ奥地
石川県の最北端、狼煙(のろし)も珠洲市であり
金沢市より車で2時間半ちょっとの地

途中、冬になると海の華がとびかうことで有名な曽々木海岸
から海沿いの奥能登風情を感じながら
冬を近くに感じるたれこめた曇天のなか
侘しい漁村の道に車を走らせる


垂井の滝 の海岸はまるで翡翠のような色の岩だらけ


村、街全体を芸術作品の対象としてるがごとく
ポツポツっと現代美術作品がほどこされ、おかれている。
これをしかけているのは、
新潟の妻有芸術祭や瀬戸内海の芸術祭をプロデュースしている方のようだ。


さざえHouse






古いたぶん舟小屋にサザエを張り付けて創ってある。
小屋の中もサザエの中のようになっていた。
近くのおばあちゃん達も、スタンプラリーの楽しみか
芸術祭パスポートを持って回っていらっしゃる


漂流物をくっつけて造った鳥居
ちょっとメッセージ性が強かった



さいはてカフェ という映画のロケ地と
その際に使われたカフェ小屋




2畳の茶室



たぶん、流木を使って創られている作品



夜暗くなって浮き出る作品
廃線になったのと鉄道の駅舎上に作られたもの


40近い作品がちりばめられている。
1日ではとても観きれるものではない。

現代アートは???なものが多い
何も感じれないものもあったりするけど
人々が集まり論じるだけでもいいのかもしれない。

現代アートから
美 という概念を論じる、感じる必要はないし
堅苦しいことは言わず、我々一般人は
へ~! こんなんがでも作品なんだ~!って
驚きをもって楽しめばいいのだろう

こうして、若い人が集い
ここの暮らしもいいもんだ!
と思うきっかけになったり
町の人たちから伝わるものもあり
間違いなく町は続き
あるいは変化していき続けるていくに違いない