11月は新蕎麦の季節
福井のおろし蕎麦(大根おろしのぶっかけ蕎麦)が食べたくて
福井県出身の知人を誘って案内していただいた。
まずは、京都竹田城と同じく
天空の城 として有名な大野城
気象条件が合えば、こんな風になるらしい。
遠く後ろには、荒島岳
殿様はさぞや天にいる気持ちだったことだろう
今日はしぐれ、と紅葉
柳廻神社横より登城する
近くの丸岡城は平城
ここは・・・出城かな?
城の直ぐ下は大野の町。
朝市も散策したが、ここの里芋は煮崩れないことで有名
味はさつまいもに近い。
朝食がわりにまずは1件目
まだ少し甘めの大根おろし
地元民は辛味が足りない場合に一味をかけるそうだ
蕎麦は十割蕎麦
大野は清水でも有名で町のあちこちに
湧き水があるのだが
その水で蕎麦をこね、その水で凍める
シャキッと筋の通った蕎麦が喉を通っていく。
文句のあろうはずはなし。美味しい!
次は案内人の地元、三国から芦原に抜ける
途中日本海は、みぞれの合間の青空で
海風はうねりを誘い、波の音は力強く心地よい
2件目の蕎麦は
地元の食堂のようで蕎麦屋としては無名だが
素朴で荒々しい蕎麦、切り幅は揃っていないが
こしはばっちり
そして驚くことに、量が半端なく多い
1件目の2人前はある・・・
出汁が少し甘めであったが、蕎麦は文句なく食べごたえ十分
3軒目にはしご出来ない程に
蕎麦ごときで満腹になってしまった。