なかなか手に入らなくなってきた 月例 柳家三三独演会
そう、落語です!
10月の独演会のチケットはかろうじて手に入ったので
うきうきと出かけてきました。場所はいつも同じ
霞ヶ関のイイノホール
立川こはる という壇上に上がっても女の子か男の子かわからない
立川一門の2枚目になったばかりの新人
声をだして初めて 男の子と分かったくらい小柄なかわいい噺家さん
まるで高校生の落研メンバーみたいな感じ
早口で、まあ「権助魚」という演目を演じる
テンポがよくて、歯切れはいいが、間(ま)が無い
まだまだ、これから長い修行の道でしょう。
三三親分の出し物は、前半の小噺はふたつ
一、ぞろぞろ
人のこないじいさまとばあさまが商っている茶屋
その前にあるお稲荷様に心をこめてお参りしたらご利益が
編んでもいないわらじが軒の下から「ぞろぞろ~ぞろぞろ~」と出てくるお話
一、引越しの夢
あるお屋敷に若い美しい女中が奉公することとなり、その女中さんをめぐって
番頭たちが夜な夜なあたふたと中二階へもぐりこもうとするのだが・・・というお話
中入りのあとの落語は 「井戸の茶碗」
正直者の曲がった事の嫌いなごみやさんが、
これまた曲がった事の嫌いな浪人とお武家様の間を行き来して
橋渡しとなり・・・
前月の「死神」もそうだけど
三三のちょっと控えめなしぐさと表現が
テレビのお笑いとは違った笑いを誘い、仕事帰りのほぐしにはもってこい!の笑い
あとすこ~しだけ、どこかに貫禄がつくといいのかもしれないですねえ