8/9.10とちょっと消化不良だった燕岳
その週末8/14,15と南アルプスへ足を伸ばす。今回のメンバーは私が一番最初に山を歩き始めるきっかけを作ってくれた人々。山の達人たちは私を抜いて6人。目指すは仙丈ヶ岳と向いの甲斐駒ケ岳。早朝の伊那市仙流荘前からバスに乗り北沢峠6:40着。2泊3日の山歩きの始まり始まり。
1合目ごとに標識があり、最初は緩やかな登り。8:30には5合目到着。そこから長かった~~9:10に2600m6合目、10:00、2855mの小仙丈(こせんじょう)到着。
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ここで大休止。なんとメンバーの一人がここに栗ようかんを背負ってきていて、皆でお茶の時間。なんとまあ贅沢な!向いの甲斐駒が岳は頂上はなかなか雲がどいてくれない。恥ずかしがりやなのだろうか。
仙丈ヶ岳への道
そこから氷河期に削られたカールを両側に眺めながら頂上へ。頂上から天の声が?北岳から縦走し頂上で出会う予定だった仙人ドクターから「遅いぞ~」と天の声・・・頂上までの道には高山植物がいろんな種類咲いている。
教えてもらった名前は:マルバダケフキ(毒あり)、エゾシオガマ(白)、アキノキリンソウ(黄色)、イワツメクサ、コゴメクサ、ツマトリソウ(白)、チングルマ、ゴゼンタチバナ、まだまだあるが・・・これだけやっと書き覚える。
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トウヤクリンドウ(薄黄色)、
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仙丈小屋の周りのカールと空に吸い込まれる感覚を味わいつつ、下山にとりかかる。約1時間で馬の背ヒュッテ2640m、その後はどんどん下る下る。あきるほど下る。そう、頂上は3000mを越えていた。人間歩けるものなんだなあ、とつくづく思う。
一日目の泊まりは甲斐駒への登山道1/3のところにある仙水荘、北沢峠から約1時間の登り。ビールを一口飲んで、ガソリン入れなきゃ動けない~~途中、幻覚か、おいしそうな煮物の匂い。小屋はもうすぐだ!!なんて喜ぶが、岩また岩の登りが続く。小川の傍の沢登りだったのがせめてもの慰め。疲れ果てて到着した山小屋、夕食を戸外で食すため、皆われわれを待ち構えていた。すみませんでした・・・遅くなって。食事が評判の小屋だったが、山小屋ではめずらしくお刺身がついていたが、金沢から来ているとあまり嬉しくない・・・でも山小屋では珍しく具が盛りだくさんのお味噌汁が嬉しかった。そしてビール。一杯目のビールはなんと美味しいことか!
結構広い部屋を7人で使わしてくれたのはありがたかったが、翌日朝食時間は3:30・・・生ハムなどを担いできてくれた奇特なメンバーたちとのおしゃべりと酒盛りもそこそこに7時には眠りについていた私。
翌日、晴れ。周りは4時には出発していたが、何せ自由気ままの我々一行は5:00出発。小屋の主人に「遅いねえ~、8時までに頂上に着かないと、甲府盆地から霧や雲が上ってきて視界がわるくなるよ」とご忠告をいただくが。昨晩言ってほしかったなあ・・・
小屋を出てからいきなり急登りが続く。クサリもあり。がんがん登る、登る。
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いつしか峠を抜け振り返れば、昨日の仙丈岳、そして北岳。その雄姿は力強く壮大。いつか歩いてみたい・・と何故か目頭が熱くなる。雲海の向こうに台形をした富士山。
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反対側は北アルプスも見える。登ってみなけりゃ拝めないすばらしい眺めを堪能していると疲れも吹っ飛ぶ。駒津峰に到着は7:30 私は用事があって皆とはここでお別れで下山をしなければならなかった。わかっていたことだけど、やっぱり消化不良。しかしこれもせんないこと。みなの無事と雲が上る前に頂上へ上れることを願って、そして下界での反省会を約束して別れる。双子山を経てひたすら下山。9:30の臨時バスに衣服を着替えて乗ることができた。バスをいくつか乗り継ぎ、名古屋へでて金沢に戻ったのは20:00。なんとまあ遠いところだったのだろうか。しかしただではおきない私?!途中伊那市で蔵を改造したコーヒーや「吾路」での美味しいプレスコーヒーと共に過ごした30分もなかなかオツな時間だった。そう、吾路(わがみち)を行く!なんだ。たまにはバス・電車の移動もよきものだと思う今回の山行だった○
その週末8/14,15と南アルプスへ足を伸ばす。今回のメンバーは私が一番最初に山を歩き始めるきっかけを作ってくれた人々。山の達人たちは私を抜いて6人。目指すは仙丈ヶ岳と向いの甲斐駒ケ岳。早朝の伊那市仙流荘前からバスに乗り北沢峠6:40着。2泊3日の山歩きの始まり始まり。
1合目ごとに標識があり、最初は緩やかな登り。8:30には5合目到着。そこから長かった~~9:10に2600m6合目、10:00、2855mの小仙丈(こせんじょう)到着。
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ここで大休止。なんとメンバーの一人がここに栗ようかんを背負ってきていて、皆でお茶の時間。なんとまあ贅沢な!向いの甲斐駒が岳は頂上はなかなか雲がどいてくれない。恥ずかしがりやなのだろうか。
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そこから氷河期に削られたカールを両側に眺めながら頂上へ。頂上から天の声が?北岳から縦走し頂上で出会う予定だった仙人ドクターから「遅いぞ~」と天の声・・・頂上までの道には高山植物がいろんな種類咲いている。
教えてもらった名前は:マルバダケフキ(毒あり)、エゾシオガマ(白)、アキノキリンソウ(黄色)、イワツメクサ、コゴメクサ、ツマトリソウ(白)、チングルマ、ゴゼンタチバナ、まだまだあるが・・・これだけやっと書き覚える。
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トウヤクリンドウ(薄黄色)、
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仙丈小屋の周りのカールと空に吸い込まれる感覚を味わいつつ、下山にとりかかる。約1時間で馬の背ヒュッテ2640m、その後はどんどん下る下る。あきるほど下る。そう、頂上は3000mを越えていた。人間歩けるものなんだなあ、とつくづく思う。
一日目の泊まりは甲斐駒への登山道1/3のところにある仙水荘、北沢峠から約1時間の登り。ビールを一口飲んで、ガソリン入れなきゃ動けない~~途中、幻覚か、おいしそうな煮物の匂い。小屋はもうすぐだ!!なんて喜ぶが、岩また岩の登りが続く。小川の傍の沢登りだったのがせめてもの慰め。疲れ果てて到着した山小屋、夕食を戸外で食すため、皆われわれを待ち構えていた。すみませんでした・・・遅くなって。食事が評判の小屋だったが、山小屋ではめずらしくお刺身がついていたが、金沢から来ているとあまり嬉しくない・・・でも山小屋では珍しく具が盛りだくさんのお味噌汁が嬉しかった。そしてビール。一杯目のビールはなんと美味しいことか!
結構広い部屋を7人で使わしてくれたのはありがたかったが、翌日朝食時間は3:30・・・生ハムなどを担いできてくれた奇特なメンバーたちとのおしゃべりと酒盛りもそこそこに7時には眠りについていた私。
翌日、晴れ。周りは4時には出発していたが、何せ自由気ままの我々一行は5:00出発。小屋の主人に「遅いねえ~、8時までに頂上に着かないと、甲府盆地から霧や雲が上ってきて視界がわるくなるよ」とご忠告をいただくが。昨晩言ってほしかったなあ・・・
小屋を出てからいきなり急登りが続く。クサリもあり。がんがん登る、登る。
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いつしか峠を抜け振り返れば、昨日の仙丈岳、そして北岳。その雄姿は力強く壮大。いつか歩いてみたい・・と何故か目頭が熱くなる。雲海の向こうに台形をした富士山。
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反対側は北アルプスも見える。登ってみなけりゃ拝めないすばらしい眺めを堪能していると疲れも吹っ飛ぶ。駒津峰に到着は7:30 私は用事があって皆とはここでお別れで下山をしなければならなかった。わかっていたことだけど、やっぱり消化不良。しかしこれもせんないこと。みなの無事と雲が上る前に頂上へ上れることを願って、そして下界での反省会を約束して別れる。双子山を経てひたすら下山。9:30の臨時バスに衣服を着替えて乗ることができた。バスをいくつか乗り継ぎ、名古屋へでて金沢に戻ったのは20:00。なんとまあ遠いところだったのだろうか。しかしただではおきない私?!途中伊那市で蔵を改造したコーヒーや「吾路」での美味しいプレスコーヒーと共に過ごした30分もなかなかオツな時間だった。そう、吾路(わがみち)を行く!なんだ。たまにはバス・電車の移動もよきものだと思う今回の山行だった○
そうなんですよね、自由になるために登るんですよね?!
いかがですか?海山人さんも雲海とビールは!