樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

山が呼んでる~

2013-12-16 22:33:33 | 日記
息子がこの期(12月)におよんで
お墓参りに行きたいということで
早朝、御殿場へ。

9時には朝のツンとした冷気の中
さくさくと霜柱を踏んでお墓参りを済ませる。 
お花を生ける筒の水はカチンコチンに凍りつき
花をさせない・・・ そんな冷えに冷えた朝

すぐに帰るのはもったいないし
温泉に寄るにもまだ早いし・・・
足柄峠を越えて金時神社へ向かう

息子はこの寒さ、東北の山を思い出したのか
金時山には登らず、温泉に入って帰ろうと言う。
まあ、それでもいいや。
小田原に抜け湘南道をドライブして帰ろうと思っていた。

ところが、
公時(きんとき)神社につくと、横の登山口に
老若男女がさて登るか、とたむろっている。

それを見た息子、
え?こんなに登る人がいるなら、のぼらにゃあきません!と
急遽金時山へあがることになった。



天下の秀峰が遠望できる金時山(1400mちょい)
登山口から1時間20分くらい、標高差600m
小さな子供ずれの家族や若者、おばさんたち
頂上は大勢の人がわんさか
でもとっても寒い。きっと気温0度
汗をかいたあとなので冷える・・・
暖かい飲み物とおにぎりで温まり
霜柱がとけてぐちゃぐちゃになった道を下山する。


息子と一緒じゃなければ、こんなところで写真はとらない私ですが・・・
意外と重い鉞(まさかり)


お昼タイムをいれて3時間ちょっとの山遊び
やっぱり 山に呼ばれてしまった。


王子の狐

2013-12-14 22:37:14 | 日記
日は前後するが、
毎月第三金曜日のお楽しみは
ら く ご

月例独演会
柳家三三師匠の落語です。

13日の金曜日を笑い飛ばそうと
イイノホールへ

枕の話は
今朝、ヤフーオークションのお知らせメールで日の出頃起こされた
と言う話。
ヤフーオークションの内容はいつも落語関係らしいのだが、
今朝のは自分の今日のこの独演会のチケットだったらしい。
1席3300円のが、本日10時まで(?)1260円で売られていた・・・
それもA列だから1番前の席の・・・
と前を見渡す・・・(苦笑)

初日には5000円という高値がつく時もあるらしいが
(以前のダフ屋のように、最初から高値で売ろうという魂胆で購入する人がいる?)
ダンダン値が下がっていくのは
嬉しくもあり、寂しくもあり・・・とまず笑う話で場を緩ます



仲入り前の2席目は
「王子の狐」というお噺

北区王子のお稲荷さんのおきつねさんはよく化けることで有名だったらしい。
雌狐が人間に色っぽく化けて、それを見ていた若旦那が
わざと化かされた振りして御茶屋へ誘って・・・返って人に化かされるという噺

この頃落語へ行く時は双眼鏡ならぬ小さい単眼鏡をもっていく
師匠の顔変化(へんげ)を見るのも落語の楽しみ!

というわけで
これを演じている時の三三の顔をその単眼鏡でみていたら
ふっとした瞬間、あの長い顔の横顔が あ~ら不思議
師匠の柳家小三治の顔に変化した!! @@
ギョギョ! 

まったく血縁関係がないはずなのに・・・
ここまで顔が似るとは!
三三師匠に狐が乗り移ったのかしらん

あ~驚いた!


トップリーグ

2013-12-14 21:47:35 | 日記


東京 ラグビーの聖地
秩父宮ラグビー場へ 試合観戦

昔はなかったプロのトップリーグ セカンドステージ第3節
NEC 対 東芝 (偶然にも電機メーカー同士)


伊藤忠ビルの谷間から陽が射すのを待ちながら じっと丸まって寒さに耐えて見る
ホットワインを片手に・・・おでんを片手に・・ラーメン片手に それぞれ身の内を温めながら。
お日様が見えるようになると、ぬくぬくと陽だまりの中のすずめの如し
観戦も楽じゃない


でも
今日の金沢は積雪で、風雪が強いと聞くと
あ~ありがたやありがたや!
風がほとんどないので凌ぎやすい

あ!地震だ・・・お尻が揺れる(千葉震度4)



さて、本日の本命は
サントリーのサンゴリアス 対 パナソニックのワイルドナイツ
サントリーの5番、主将の真壁君は本日負傷から立ち直りの第1戦。
彼は息子と同級生、大学時代の同じ釜の飯を食った友人
14番の長友さんも先輩だったかな?娘の憧れの選手。
ということで、久し振りにご贔屓のチームを敵陣のサイドで応援する。

パナソニックが随分とサントリーの戦略を研究したのか、
ことごとくラインがつぶされる。サントリーの苦しい試合
14番、長友さんの俊足がみられない。

昨年は飛ぶ鳥を落とす勢いでほとんど負けなしの最強チームだったのだが
今年はいまひとつかみ合っていない様子

結果はサントリーの大敗
ちょっと辛いシーズンになるかもしれぬ。

そう考えるとプロではなかった昔の社会人チーム同士の試合だが、
9連覇の釜石と神戸製鋼はいったいなんだったのだろう・・・

モンスターだったのかもしれない




東京散策 谷中編

2013-12-08 20:23:55 | 日記
師走に入り仕事がちょっと忙しくのんびり過ごす日曜日
ちょっと朝寝坊のまどろみを楽しんだ。
今日は曇りでぬくぬく加減がよろしくない。

外の空気は冷たい。でも北風が首筋を掠めるほどでもないので
一度も行った事のない谷中銀座を歩いてみる事にした。

山手線、日暮里(にっぽり)(←娘は東京に出てきたすぐ「ひぐれざと」と読みました)下車
谷中霊園を背に坂を下ると
「夕暮れダンダン」で有名になった坂


そして一本それると江戸時代には富士山がめでられた「富士見坂」がある。

坂をくだると「谷中銀座」の始まり

この看板、「戸越銀座」の看板と字体が一緒ではないか?銀座同盟?



ブリキの生活用品や籐で編んだ篭などの生活雑貨屋


履物やさん


お肉やさんや惣菜やさん、お豆腐やさんが並ぶ
テレビで有名になったのか人が並んでいる「やなかコロッケ」は横目でみて
お豆腐やで小さな一口大の大きさの厚揚げを買う。
(帰宅後、生で何もつけず素で食べたけどお豆腐の味がしっかりしておいしい!)
あんこを炊いている香りにつられて、「かみくら」でどら焼きを購入。
ここは羽二重粉で作っているお大福や、手練り羊羹だけが売られている小さなお店。

何の目的もなくぷらぷらと歩いていると
骨董品や


何屋さんかわからないけど、古いお家のお店


朝倉彫塑館



見つけられなかったのだけど
銭湯でよく目にする黄色いプラスチックの桶に宣伝されている「ケロリン堂」もこの界隈

この町にはお寺が左を向いても右を向いてもあり
なんだか金沢の寺町を思い出す。
寺の周りにある大きな木、そして谷中霊園にある大きな樹木
だからか、歩いている間中、カラスの鳴き声がずっと聞こえていた。
そろそろカラスが鳴くから帰る時間か?と思いきやまだまだお昼すぎ・・・

六角形の東屋のある「岡倉天心記念公園」では子供達も遊んでいる。


「美容院」ではんなく「パーマ」の看板がなんとなく懐かしい
こんな路地が幾筋もある


防災のために、歩道には等間隔で消火器が備えてあった、下町
明治時代に立てられた民家、商家が多く残っていて
そこに今でも実際に生活しているからだろう。

谷中を離れ三崎坂を下り団子坂下へ
江戸千代紙やその江戸柄を使っての手ぬぐいで有名な いせ辰
ガラスの容器や瓶にはいっているおせんべいやさん、菊見せんべい
を通り過ぎ、千駄木に出る。

先月夜に寄った根津神社を再度訪問


楼門


次には 唐門 

もともと甲府徳川綱豊の屋敷地であったらしい。


年代を物語る大銀杏

神社境内のお稲荷さん


日本というか、江戸っ子の大らかさと粋を感じるこの界隈
路地裏には猫とそのほか諸々が密やかに住みついている匂いがする。

忘年会 第1弾

2013-12-08 00:05:11 | 日記


山にご一緒している友人宅にて
野尻湖つながりの知人が集まり
ポットラックパーティ


スパークリングワインで乾杯し
手作りの大皿料理がならび
チーズフォンデュも楽しみながら
大昔の若い頃の話に花が咲く!!

二人の子達も参加していたのだけど、
次世代の交流の機会の場を作ろうか?
なんて老婆心を起こしたり・・・

いやいや本人達に任せればいいよ!
と言う意見もあり。
だけど、この頃の出会いはないのかねえ~? と。
出会い系サイトでは後が怖い?
確かに、健全な?出会いの場は少なくなっているのかもしれない。

等と我々が心配する年頃となってしまったということ。
野尻湖の主は昨年還暦、奥様も来年還暦・・・
と、そろそろ次世代交代の時期を迎えていると
いうことでしょう。

帰りに、横浜みなとみらい、赤レンガ周りに寄る

クリスマスライトアップと




お~! ロンドンやニューヨークのように
スケートリンク が設置され若い人たちが楽しんでいるのが微笑ましい





屋台もお洒落
クリスマスマーケットのような賑わいと
ドイツ系食べ物


ホットワインを両手ではさみながら
内側と外側から 暖かな気分でうろうろ歩く小一時間