チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

「入浴」の意義

2008年02月23日 | 中咽頭がん 闘病
月曜朝10時に始まった、抗がん剤の弟1クールが終わりました。
5日間の治療でも、実際に投与が終わるのは土曜日の朝10時。気持ちとしては6日間ですね。

来週の火曜日にホテルへ移動し、木曜日に一時帰宅を目指すダーリンひでは、電話の向こうで「帰ったら○○が食べたい。それから△△…」と気力十分。「今日もお風呂に入ったよ。」と言うので、(おとといと同じ)清拭室で入浴したのかと思ったら、「眺望風呂に行ってきたよ!」と。そう言えば、胃瘻手術後にシャワーの許可が出た時も、「絶対に湯船に浸からないでください。」と看護師さんに念を押されながら、わざわざ眺望風呂で浴びたのです。

この病院の9階(最上階)は、眺めのいいお風呂と食堂です。最上階は政治家や有名人が入る個室という病院が多いなか、常識を覆す造りに「さすが患者のための病院。これなら入院も快適だね。」と夫婦で呑気に話していたのですが、実際に入浴できるのは一握りの元気な患者だけと聞いて、自分たちのおかれた厳しい状況を痛感したものです。

だからこそ、ダーリンひでにとっても、眺望風呂に入ることには特別な意味があるのでしょう。負けないで闘おうね。絶対に治って帰ると信じています!!
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